ブックマーク / hamatsu.hatenablog.com (3)

  • なぜワンピースは面白いのか - 色々水平思考

    尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所 この記事を読んでなんとなく思ったことをつらつら書く。 ワンピースには二度のピークがある、一つはアラバスタ編で二つ目は白ひげ海賊団VS海軍部編だ。 初期ワンピースの面白さは色々あるが、自分としては「溜め」と「開放」描く作画の力が大きいと思っていた。「溜め」と「開放」とはいしかわじゅんが大友克洋漫画の「動き」の表現を褒める時に指摘するアレね。 この辺のところを初期ワンピースは律儀なくらいきっちりやってた。そして「溜め」と「開放」の作画がピークに達したのはアラバスタ編のゾロによる一刀流獅子歌歌を放つ場面とルフィがクロコダイルに放つゴムゴムのストームを繰り出す場面だ。ストームなんかは完全に溜めと開放があるしそれが極まっちゃってる感じするでしょ。 でもこの「溜め」と「開放」の作画の欠点は技を繰り出すのに確実に二コマかかっちゃうところで、テンポがどう

    なぜワンピースは面白いのか - 色々水平思考
    kennak
    kennak 2010/07/05
  • たったひとつの冴えたやりかたの無くなった業界 - 色々水平思考

    かつてのゲーム業界はまだ、とりあえずこれやっとば大丈夫っていう方法があったような気がする。 それは、例えば有名な漫画やアニメをゲーム化するであるとか、バカ売れしたタイトルの二番煎じ三番煎じを狙うだとか、グラフィックを美麗にするだとか、今まで見た事のない新しいシステムを提案するだとか、広告に力を注ぐだとか、駄目な部分が多々あるタイトルだったとしても、どっか一点突き抜けた売りがあればヒットさせることは難しくなかったのではないか。 たったひとつの冴えたやりかた、それを見いだすことがかつてのゲーム業界では最も大事なことだったのではないかと今では思う。 現在のゲーム業界にたったひとつの冴えたやりかたは存在するだろうか。おそらくそんなものはもう無いと僕は考える。 新しいゲームのアイディアが尽きたとかもうゲーム業界自体が駄目だってことが言いたいわけではない。現在のゲーム業界でヒットを生むために必要なこと

    たったひとつの冴えたやりかたの無くなった業界 - 色々水平思考
    kennak
    kennak 2010/02/25
  • 時のオカリナに見る引き算的な設計思想 - 色々水平思考

    不朽の名作ゼルダの伝説時のオカリナについて今更ながら、思うところを書こうと思う。 このタイトルにはゲームが3Dになることによってあんなことやこんなことが可能になるという「夢」と、あんなことやこんなことがゲームの邪魔になるという「醒めた認識」の2つの意識が共存しているように私には見える。 時のオカリナより、先行して発売された、「スーパーマリオ64」には、もっと「夢」の部分が大きく先行していたと思う。あのゲームには、こんなことやあんなことが出来るという「足し算」的な志向が大きく見られる。今思えばマリオらしくないアクションにも思えるパンチやキックを始め、さほど重要でもないアクションが大量に詰まっていた。 マリオ64のことについては今後の任天堂失敗列伝で詳細に触れようと思うので(ええ?!)、この辺にしときますが、時のオカリナにはこのような無駄な要素がかなり減り、相当引き締まったゲームデザインが施さ

    時のオカリナに見る引き算的な設計思想 - 色々水平思考
    kennak
    kennak 2009/01/28
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