米Advanced Micro Devices, Inc.(AMD社)は,ソフトウエア・アプリケーションのパフォーマンスをリアルタイムで動的に最適化し,マルチコア・プロセシングの有効活用を実現するソフトウエアの開発手法「Light-Weight Profiling(LWP)」を発表した。マルチコア・プロセシングは,米Sun Microsystems, Inc.のJava仮想マシンや米Microsoft Corp.の.NET Frameworkといったランタイム環境など,特にマルチスレッドのソフトウエアにメリットをもたらすという。LWPは,同社が最近発表したイニシアティブ「Hardware Extensions for Software Parallelism」に沿って,ソフトウエアの並列処理やアプリケーションの実行性能を改善する。同社のプロセサが将来,LWPに対応したハードウエアを搭載する