NFL JAPAN.COM｜巨星墜つ、日系人初のNFL選手“ウォーリー” ［近藤 祐司］
先日、戦後初のプロ野球の外国人選手として読売巨人軍などでプレイした日系2世の与那嶺要氏が死去したことが日本で大きく報じられた。アメリカでも、日系人初のNFL選手として知られる与那嶺氏の訃報は、生まれ故郷のハワイでは“ハワイのスポーツパイオニア死去”と大きく報じられた。与那嶺氏は、本場のアメリカンフットボールで鍛えた足で、日本球界に走塁革命を起こし、1974年には中日ドラゴンズの監督として巨人の10連覇を阻止した偉大な日系アスリートであった。 そんな偉大な人物とは知らず、筆者が与那嶺氏と出会ったのは2002年の8月のことだった。大阪で初開催されたプレシーズンマッチで、当時、河口正史選手がサンフランシスコ・49ersでロスターの生き残りをかけていたとき。大阪ドームで公開練習が行われている中、ダグアウトで一人座って練習を眺めていた49ersの関係者らしきご老人にインタビューをお願いすると、その
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