殺陣とコントを融合させ、手製のハリセンで顔面をはたく芸風で一時代を築いた「チャンバラトリオ」のリーダー、山根伸介(78)が12日、故郷・京都のよしもと祇園花月でトリオの解散を発表した。 弟子の宮川花子(59)がセレモニーを企画。山根は「本日をもちまして、皆さまの前に姿をお見せすることはないと思います。もう、チャンバラトリオはなくなりました」とあいさつした。 チャンバラトリオは、カシラの南方英二さん(享年77)が2010年に亡くなるなどしたが、解散はしていなかった。ただ、山根は約4年前から肝臓がんと闘病しており、体力の限界を感じた。今後は、後進の指導にあたりたいという。