北京オリンピック(五輪)に臨む日本代表「スマイルジャパン」(世界ランク6位)が、スイス(同5位)との対戦で収穫を得た。 ランニングタイムで30分2本をこなし、0-1の前半終了間際にFW大沢ちほ主将(29)の得点で追いついた。後半に引き離されたが、大沢は「ゲーム勘を取り戻すのが重要で、すごくいい機会だった。調整する意味では、いい試合だった」と前向きに振り返った。 今大会のリンクは日本と比べて数メートル単位で狭く、素早い状況判断が必要となる。海外勢は大柄でリーチも長いことから、飯塚祐司監督(47)は「立ち上がりはうまくいかなかったけれど、尻上がりに良くなった。失点は詰め切れなかったところで、いいシュートを打たれた。特に心配していないです」と総括した。 初陣は開幕前日の2月3日、スウェーデン戦(同9位)となる。初の1次リーグ突破へ、いきなりの大一番だ。14年ソチ、18年平昌大会の初戦で敗れた相手