巨人が今季限りでのソフトバンク退団を発表した松田宣浩内野手(39)の獲得に向けて本格調査に乗り出すことが1日、分かった。松田は17年目の今季は出場機会が減少し、43試合で打率2割4厘、0本塁打。ソフトバンクから来季の構想外を伝えられたが現役続行を希望し、球団の理解を得て異例の早期退団発表を行い、他球団への移籍を目指している。 2年連続V逸の巨人が「熱男」の獲得調査を進める。松田は通算打率2割6分5厘、301本塁打、991打点、2000安打まで残り169本の好打者。加えて、本塁打後にファンと「熱男」と叫ぶパフォーマンスなど、ムードメーカーとしても活躍した。 松田はこの日、ウエスタン・リーグ中日戦で「ソフトバンク松田」として最後の試合を迎え、「4番三塁」で先発出場。第1打席で右前打を放ち、「熱男」パフォーマンスで沸かせた。その打撃技術や野球に取り組む姿勢など、若手が成長の芽を見せ始めた巨人にと