ブックマーク / www.jinken.ne.jp (3)

  • BeFLAT 村﨑太郎さん

    村﨑太郎さん、49歳。職業は猿まわし師。村﨑さんが猿の次郎に語りかけると、次郎がさまざまな仕草で応える。村﨑さんの合図で、次郎が高くジャンプし、輪をくぐる。 猿まわしは千年以上の歴史をもちながらもいったんは途絶えてしまっていた。江戸時代以降は被差別部落民の生業(なりわい)として差別視されてもきた。猿まわしが最後まで残っていたとされる山口県の被差別部落に生まれ育ち、厳しい差別と闘ってきた村﨑さんの父は、高校2年だった村﨑さんに「猿まわしにならんか」と語りかける。「部落が誇る伝統芸能を復活させろ。そして太郎、部落が誇るスターになれ」と。 自分なりの考えもあり、村﨑さんは17歳で猿まわし師の道を選んだ。その選択は、被差別部落に生まれたことと切り離せない。小学校に入学した頃から、差別を否応なく意識させられてきた。人とのつきあい方や物事に対する考え方にも大きな影響を及ぼした。もがきながら生きてきた村

    kentanakamori
    kentanakamori 2019/05/11
    “村﨑さんは17歳で猿まわし師の道を選んだ。その選択は、被差別部落に生まれたことと切り離せない。小学校に入学した頃から、差別を否応なく意識させられてきた”
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    あなたのお話お聴きします 僧侶 前田宥全さん 2011/08/19 誰にも相談できない悩みを抱え込んで、ため息をつく。あれやこれや考えを巡らせるも、解決の糸口がなく、ふさぎ込んでしまう-----。他人事ではないと思う人も多いのではないだろうか。2010年の自殺者は3万1690人で、13年連続で3万人を超えている。そんな中で、1991年から、「あなたのお話 お聴きします」という活動をしているお坊さんがいる。 東京都港区の正山寺という小さなお寺の住職、前田宥全さん(40)だ。「辛い気持ちを、私に吐き出してください」というこの活動の経緯と思い、400人以上の話を聴いてきた感触をうかがった。 ——「あなたのお話 お聴きします」。どのような仕組みなのでしょうか。 私が住職を務める正山寺の門前に「あなたのお話 お聴きします」と書き、その下に「他人には些細なことでも、あなたにとっては重大な問題ですから」

    kentanakamori
    kentanakamori 2014/08/16
    “永平寺から帰ってきて、臨床心理士やバランスセラピーの学校に通い、資格を取りました。話せば長くなるので、短く言いますが(笑)、私の宗教者としてのスタンスは、「住職はお寺の経営者ではない」なんです。”
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    インターネットで中傷され続けた10年 スマイリーキクチさん 2011/11/25 インターネット上で、まったく関係のない殺人事件の犯人として名指され、中傷され、脅迫され続ける。お笑い芸人として活躍するスマイリーキクチさんに突然振りかかってきた”災難”は、振り払っても振り払ってもまとわりついてきた。1999年から10年間、見えない相手と闘い続けてきたスマイリーキクチさんがその経験を語る。 インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」で、自分がある殺人事件の犯人だと話題になっているとマネージャーから聞かされたのが始まりです。ぼくが事件のあった地域出身で、犯人と同世代だったことが「根拠」とされたみたいです。 当時のぼくはパソコンについてまったくと言っていいほど知識がありませんでした。インターネットも今ほど普及していなくて、コンピューター好きな人たちのものというイメージが強かった時代でした。だから書

    kentanakamori
    kentanakamori 2012/12/20
    「インターネット上で、まったく関係のない殺人事件の犯人として名指され、中傷され、脅迫され続ける。」
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