2017.11.21 おもやいオンライン 「日本の貧困」ってどうなっているの? 最新の相対的貧困率から垣間見える、現状と課題(大西連) #知る動く 子どもの貧困率は大きく改善 去る6月27日、政府が2015年の国民生活基礎調査の結果を発表しました。 国民生活基礎調査は、貧困率(相対的貧困率)を出している調査で、いわゆる「日本は6人に1人が貧困」というのも、この調査をもとにしています。 さて、今回の調査結果をまとめると、貧困率は16.1%(2012年)から15.6%(2015年)へと若干減少しました。 子どもの貧困率は16.3%(2012年)から13.9%(2015年)へと、こちらは大きく減少しました。 ひとり親家庭の貧困率は、54.6%(2012年)から50.8%(2015年)と、こちらも若干ではありますが減少しています。 調査結果をみると2012年と比べて2015年は、貧困率、子どもの貧