インターネット利用動向情報を提供するネットレイティングス(東京・渋谷区)の萩原雅之社長は、「時間消費」と「在宅」が2006年を象徴するキーワードだと振り返る。 同社の調査によると、1人当たりのインターネット月間平均利用時間は前年の16時間20分から17時間41分へと1時間以上伸びた。クチコミ・サイト、Q&Aコミュニティ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、ブログといった、消費者が情報を発信するCGM(コンシューマ・ジェネレーテッド・メディア)の台頭が利用時間を伸ばした要因だ。例えば、SNSの代表例であるmixiに月平均3~4時間費やしたり、動画サイトYouTubeでも「1本当たり視聴するのに約5分はかかるため、あっという間に長い時間とどまることになってしまう」(萩原社長)といったことが調査結果から伺える。2006年は、時間消費型のコンテンツがネット上にそろい、これらのサイトを
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