JR東海の所属車両であることを示す「T4」の文字=14日、JR新大阪駅日本経済の大動脈輸送を担う東海道・山陽新幹線で、安全運行の裏方として活躍を続けた検査専用車両「ドクターイエロー」が令和9年をめどに完全引退することが発表された。半世紀近く前に公開された邦画「幸せの黄色いハンカチ」の影響からか「見ると幸せになる」とも言われ、惜しむ声が相次ぐ。今年は東海道新幹線開業から60年。来年には山陽新幹線全線開業50年の節目を迎え、「往年の名車」が次々と寿命を迎えようとしている。 SNSに〝目撃情報〟引退発表から丸一日が過ぎた今月14日夕のJR新大阪駅の新幹線ホーム。黄色いボディーにブルーのラインを引いた7両編成が滑り込むと、鉄道ファンが一斉にカメラのシャッターを切った。 ドクターイエローは10日に1回程度運行されるが、ダイヤは非公表。それでも〝目撃情報〟は交流サイト(SNS)を通じてファンの間で共有
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