インターネット上で話題となった福建省福州市にあるインスタントラーメンの「壁」(2021年10月15日撮影、資料写真)。(c)CNS/呂明 【1月19日 CNS】中国のインスタントラーメンに高級化の波が押し寄せている。中国4大インスタント麺メーカーの康師傅(Tingyi)、白象食品(Baixiang Food)、今麦郎面品(Jinmailang Mianpin)、統一企業(Uni-President Enterprises)が、次々に高級インスタント麺市場に参入しているのだ。 インスタント麺を開発する難しさとは、レストランから持ち帰る麺にも、あらかじめ作られた状態で売られるお総菜にも味で勝てないことだ。長い間、インスタント麺は安くて不健康な食品だと思われてきたため、インスタント麺メーカーは薄利多売のビジネスモデルを続けざるを得なかった。 しかし、最近のオンライン販売データを見ると、従来の低価
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