突然の訃報 昨夜の12時前に突如として家の電話が鳴った。 こんな夜中に電話がかかってくる事なんて普段はあり得ない事だから、なんだか嫌な予感がした。 母も父も寝てしまっていたので、私が受話器を取った。電話をかけてきた相手は祖母だった。動転して涙ながらに話をする祖母の言っている事が最初は理解できなかった。 「どうしよう、どうしよう…大変な事になった…」 涙ながらに祖母は「伯父さんが亡くなってしまった。」と私に言った。 この伯父さんというのは、私の母の2歳年上の姉の旦那さんの事。伯母さんと伯父さんは晩婚で歳の差婚だったから、伯父さんの享年は60代半ばだと思う。 今年の夏に転んでしまって、それからずっと入院していたらしい。けれども特に命に危険がある状態では無かったらしく、本当に突然の事で伯母さんは病院から「伯父さんが亡くなった」との連絡が入ってから病院へ駆け付けたみたいだった。 伯父さん伯母さん夫