生そば=きそば、と読みます 赤門で有名な東京大学本郷キャンパスから徒歩5分のところに、「かねやす」という由緒正しきお店があります。筆者は入ったことがないのですが、調べてみると小間物屋(つまり雑貨屋)のようです。 「かねやす」の看板 ところでこのお店の看板、どうにも違和感がありませんか? 「ね」は右側の形が普段と違いますし、「す」に至ってはもはや「そ」にしか見えませんよね。 こちらも本郷キャンパス近くのとあるお店の看板。不思議な文字がたくさんありますが…… このほかにも、うなぎ屋、天ぷら屋、寿司屋など……歴史ある日本料理のお店の看板で似たような文字を見かけたことがある方は多いと思います。では、この暗号のような文字の正体は一体何なのでしょうか? 私たちが普段慣れ親しんでいるひらがなの中に、突然割り込んでくる謎の文字。それが「変体仮名」です。 ……えっ、言葉の響きがいかがわしい? まあそう言わず
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