「生きる意味を見失う」「まじめに仕事やる気なくす」ーー。年収300万円〜年収1億円の場合に、どれだけの税金が引かれ、どれくらいの手取りが残るかの概算を一覧で表した「早見表」がTwitterで話題だ。 4月4日に投稿され、リツイートが3万以上、「いいね」は8万以上もついた。改めて示された厳しい現実を前に、上記のような失望する声が噴出している。 サラリーマン(給与所得者)は、会社が毎月の給与から源泉徴収をするため、所得税や住民税を気にしなくてもやっていけてしまう。 極端な話、「確定申告ってなに?」という状態のまま、定年を迎えることだって可能だ。そのため、「手取り」はわかるが、自分の年収のいくらが税金として持っていかれているかを即答できる人は少ないとみられる。高橋創税理士に話を聞いた。 ●税について考えるのを諦めた人も多い ーー早見表が話題になっています 「給与から『何かが引かれているな』という