マクラーレン・ホンダが、テストが残り2日となった段階で深刻な状況に陥っている。 第1回バルセロナテストからホンダのパワーユニットにトラブルが多発しているマクラーレン・ホンダ。第2回バルセロナテストでもその状況に大きな変化はなく、これまで新スペックのパワーユニットを含めて、わかっているだけですでに7基を投入している。 信頼性に問題があるのは明らかだが、気がかりなのはパフォーマンスだ。 マクラーレン・ホンダを除くすべてのチームはこれまでのテストで1度は1分21秒台のタイムをマークしており、1分22秒の壁を1度も破れていないのはマクラーレン・ホンダだけ。 「タイムは重要ではない」というのがテストの決まりの文句だが、いくらチェック走行のショートランを繰り返している状態とは言え、F1ドライバーであれば飽きるほど走り込んで熟知しているはずのサーキットで、フェルナンド・アロンソほどのドライバーがその壁を