本連載の目的~入力方法は変わる~ これまで筆者は、「これからはじめるSilverlight」「続・これからはじめるSilverlight」の連載において、Silverlightアプリケーションの開発方法について情報を提供してきました。それらのアプリケーションで処理したデータは、あらかじめ作成してパソコンの中に保存されているファイル、あるいはプログラムによって生成してパソコンの任意のフォルダに保存したファイル、Webサービスで取得したデータでした。 しかし、パソコンの中にあるデータが常に処理対象であるとは限りません。パソコンの中だけで完結しない処理は増えていきます。そこで、この連載では、外部機器から得られる、ビデオ、オーディオ、センサー、タッチといった情報を取得して利用する処理について取り上げてみます。本連載で紹介するサンプルは、SilverlightアプリケーションあるいはWPFアプリケー