沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡で出土した世界最古となる約2万3千年前の釣り針 沖縄県南城市の観光施設「ガンガラーの谷」内のサキタリ洞遺跡で、約2万3千年前の世界最古の釣り針が発見された。国内最古の人骨である山下洞人(約3万6500年前)に次ぐ約3万年前の幼児人骨も見つかった。さらに旧石器人が海や川の動物を採取し、食料としてきた文化が3万年以上前から2万年余りの間、ほぼ途切れずに存在したことが明らかになった。「人骨は出るが文化が分からない」とされてきた旧石器時代の沖縄に独自の文化があることが示されただけでなく、日本の旧石器時代文化の解明につながる大きな成果となった。 約3万年前の幼児の首の骨(右上)と肋骨(ろっこつ)(右下)。左はカワニナの貝殻とモクズガニの爪 「ガンガラーの谷」を運営する株式会社南都の協力で2009年から調査を続けてきた県立博物館・美術館が、17日にマスコミ発表した。調査中の
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