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2018年10月8日のブックマーク (3件)

  • 【読書感想】スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで (中公新書) 作者: 鈴木透出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2018/03/20メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 自由と平等の理念を持つ、移民の国アメリカ。全米がスーパーボウルに熱狂するなど、スポーツが大きな存在感を持つ。野球をはじめとするアメリカ発祥の競技は、社会や文化とどう関係しているか。人種や性、地域社会の問題にアスリートたちはどう向き合ってきたか。大リーグの選手獲得方法やトランプ大統領とプロレスの関係は、現代アメリカの何を象徴しているのか。スポーツから見えてくる、超大国の成り立ちと現在。 スポーツ大国、アメリカ。 野球のアメリカ国内でのナンバーワンチームを決める試合が「ワールドシリーズ」って、ちょっとおかしくない?と僕は言いたくなるのです。 実質的には、アメリカで一番強いのが「世界

    【読書感想】スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『サカナとヤクザ』ニッポンの食卓を支える、魑魅魍魎の世界 - HONZ

    裏社会のノンフィクションはこれまで何冊も読んできたが、最も面白みを感じるのは無秩序のように思える裏社会が、表社会とシンメトリーな構造を描いていることに気付かされた時だ。 しかしここ数年は暴対法による排除が進み、ヤクザの困窮ぶりを伝える内容のものばかり。相似形どころか、このまま絶滅へ向かっていくのかとばかりに思っていた。だから彼らがこんなにも身近なところで、表社会とがっちりスクラムを組んでいるとは思いもよらなかったのである。 書は、これまでに数々の裏社会ノンフィクションを描いてきた鈴木智彦氏が、サカナとヤクザの切っても切れない関係を、足掛け5年に及ぶ現場取材によって描き出した一冊だ。 これまでなぜか語られることのなかった品業界最大のタブーを真正面から取り上げながら、一ミリの正義感も感じさせないのが、著者の真骨頂である。そして、もはやヤクザの世界に精通していなければ読み解けないほど、サカナ

    『サカナとヤクザ』ニッポンの食卓を支える、魑魅魍魎の世界 - HONZ
  • 【読書感想】「右翼」の戦後史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「右翼」の戦後史 (講談社現代新書) 作者: 安田浩一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/07/19メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る Kindle版もあります。 「右翼」の戦後史 (講談社現代新書) 作者: 安田浩一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/07/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 戦前右翼、反米から親米への転換、政治や暴力組織との融合、新右翼、宗教右派、そしてネット右翼・・・。戦後右翼の変遷をたどる。 僕はこののタイトルと著者が安田浩一さんというのをみて、「左翼側からみた、右翼批判」なんだろうな、と思い込んでいたのです。 僕にとっての安田さんのイメージは、『ネットと愛国』『ネット私刑(リンチ)』など、「ネット右翼や在日差別と闘っている人」だったので。 fujipon.hatenadiary.com でも