牛丼チェーン「吉野家」は4月18日、同社の常務取締役企画本部長が、外部の社会人向け講座に講師して登壇した際、不適切な発言をしたとして、ウェブサイト上で「多大なるご迷惑とご不快な思いをさせたことに対し、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。 問題となっているのは、早稲田大学の「デジタル時代のマーケティング総合講座」での発言だ。受講生と思われる投稿によると、常務取締役は講座で、若い女性を狙ったマーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」などとたとえる発言をしたという。ネット上で「性差別・人権侵害」などと批判されていた。 吉野家によると、一度利用した客の継続利用を図る意図のもとでの個人の発言だったという。同社は「言葉・表現の選択は極めて不適切でした。人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではありません」としている。役員は講座翌日、主催者側に書面で反省の意と
『アラサーちゃん』で知られる漫画家、峰なゆかさんの新刊『AV女優ちゃん』(扶桑社)が昨年12月に発売された。 峰さんは2014年にも、AV業界で起きた出来事を描いた『セクシー女優ちゃん ギリギリモザイク』(双葉社)を発表しているが、今回は自分自身の体験やエピソードをまじえながら、より赤裸々な内容となっている。 そんな峰さんは「AV出演というと、多くの人は『自分とはまったく無縁の遠い世界の出来事』と思っていると思うのですが、そんなことはない。自己肯定感が低かったり、セルフネグレクト(通常の生活を維持する気力を失い、自分の健康、安全が損なわれてしまう状態。汚部屋、ゴミ屋敷、ひいては孤独死の原因となるとも言われている)の傾向が強い女の人が、断るのが面倒くさくて流されているうちにいつのまにかAVに出演することになってしまったというケースは意外と多いんです」と話す。 なぜ自分自身に無関心であることが
新型コロナウイルスの感染拡大で、品薄になっている手指消毒剤に使ってもらおうと、日本各地の酒造メーカーが善意で高濃度の「アルコール消毒酒」を製造する動きが相次いでいます。 しかし、この酒造メーカーの善意を踏みにじるかのように、インターネット上で高額で転売するケースが横行し、SNS上では「酒税法に違反している」「違反にあたらない」という論議まで起こっています。本当のところはどうなのか、国税庁酒税課に聞いてみました。(ライター・国分瑠衣子、弁護士ドットコムニュース編集部) 希望小売価格1200円なのに8000円で販売 高知県安芸市の菊水酒造が、事実上の手指消毒剤として4月10日に発売したお酒「アルコール77」は、希望小売価格は500mlで1200円です。 同社の春田和城社長は「当社は、2018年7月豪雨により甚大な被害を受けましたが、各方面から多大なご支援をいただきました。当社の有する製造設備等
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