信者の忠誠心を操り、敵を恐怖に震え上がらせる 物語は、主人公である「子羊」が4人の「司教」に処刑されるところから始まります。どうやら司教たちは、とある予言が実現してしまうことを阻止するために儀式を行っているとのこと。 奥にいる異形の姿をした4人が「司教」 しかし処刑された子羊は、目が覚めると「待ち受けし者」と呼ばれる謎めいた存在から新しい命を与えられていました。そしてその命と引き換えに、「教団を作って信者を集める使命」を背負ってしまうこととなります。 というのも、じつはこの「待ち受けし者」は4人の司教によって封印されているため、身動きが取れません。そこで子羊を使って自分の名のもとに教団を発展させ、司教を倒し、最後には「自らの解放」を企んでいるというわけです。 なるほど。封印された理由がやや気になりますが、事情は理解しました。 このとき「待ち受けし者」は子羊に、かつて使っていたという「赤い王