「ICPC」は「International Classification of Primary Care」の略で、「プライマリ・ケア国際分類」と訳されます。ICPCは愁訴や病名、診療行為についての世界共通のコード分類で、その分類体系はプライマリ・ケアに合わせて簡素でわかりやすく(例えば、国際疾病分類第10版(ICD-10)では風邪はJ00,急性咽頭炎はJ029、急性上気道炎はJ069ですが、ICPCではいずれもR74)、なおかつ、ICD-10からの変換も可能です。日本では現在、日本プライマリ・ケア連合学会診療データベース委員会(旧ICPC委員会)が、世界家庭医機構(WONCA)国際分類委員会と連携をとりつつ、邦訳作業や国内での啓発活動を行っています。

