「富豪的 CLOSURE 計算結果使い捨て型シフト還元解析おもちゃ」は、プログラミング言語用の構文解析器で使うのには向いていません。どちらかというと、左再帰があるテキスト処理やデータ処理の構文解析器に使えないものかと考えています。 ところで、プログラミング言語で上向き構文解析したい箇所と言えば、左再帰になっている二項演算子式の生成規則がまっさきに思い浮かびます。他は下向き構文解析向けの部分が大半です。それならば、下向き用の定番、再帰下降型解析器の中に上向き構文解析器を組み込めると何かと便利でしょう。そのような用途に、演算子優先順位構文解析器 (Operator-precedence parser) がうってつけです。yacc/bison のように優先順位と左結号か右結合かを指定するだけで望みのままに二項演算子を利用できる解析器を、再帰下降型構文解析器へシームレスに組み込むことができるように