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  • 【誰でも描けるERD】-関連の多重度

    今回のコラムは、前回コラム「エンティティと関連」で説明した関連に伴う多重度の説明になります。 今回説明する「多重度」とは、下の図に説明する「部署」と「従業員」の「所属する」と言う関連において、「一つの部署が何人の従業員と関連を持つか」、「一人の従業員がいくつの部署と関連を持つか」を表現するものです。 なお、「多重度」は、カーディナリティ(cardinality)と英語で呼ばれる場合もありますが意味は同じです。 先ず、部署側から考えて見ましょう。 総務部とか経理部とかシステム部とか、部署は色々ありますが、任意の一部署を想定すると、普通は何人かの従業員が所属しています。 その状態をビジネスルールで『一つの「部署」にはn人(nは1以上の任意の数を表します)の「従業員」が所属している』と表現し、ER図では以下のように描きます。 「あれ?、部署側の多重度を書き忘れている」と思った方居ませんか。 書き

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