法科大学院問題やその他の法律問題,資格,時事問題などについて日々つぶやいています。かなりの辛口ブログです。 今日、NHK大河ドラマの「功名が辻」が最終回を迎えました。 「功名が辻」は、黒猫には馴染み深い戦国ものの物語なのでほとんど毎回観ていましたが、司馬遼太郎の原作と比較してみると、なんというか主人公たちを美化し過ぎて、原作のような人間臭さが消えてしまっていますね。 原作では、一豊と千代の出会いについては特に書かれていなくて、ただ単にお見合いか周囲の紹介か何かで結婚した風なのですが(戦国時代であればそれがむしろ普通でしょう)、ドラマではいろんな伏線を張って劇的な恋愛結婚にしてしまっているのはまだ良いとしても、千代のイメージは原作とだいぶ違いますね。 原作の千代は、頭の中では男顔負けに様々な政略や軍略のことを考えていて、たとえば一豊が従軍した山崎の合戦については、このときこう動いていれば功名
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