これを書くのは初めてではありませんが、とにかく伝えたいのでまた書きます。仕事を「終わらせるもの」ではなく「取りかかるだけのもの」という認識に変えたほうがよい、ということを、です。僕を含め、あまりにも多くの人が仕事を「終わらせよう」として失敗しているからです。 仕事の難しさは「終わらせる」ことにあると感じています。 終わらせなくてもいいなら、実に簡単です。 おぼろげな記憶しかありませんが、子どもの頃に親に連れられて陶芸教室のような場所におもむき、陶芸のまねごとのようなことをさせてもらったことがあります。 回っているろくろの上に乗って回転しているいる、まだぐにゃぐにゃしている泥でできた何かを少しだけ触らせてもらったのです。 少し力を加えるだけで、即座に変形していき「ああ、これは楽しい」と感じたのを覚えています。 今ふり返ると、ここで感じた楽しさは、「終わらせなくてもいい」という気楽さも大いに手