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ブックマーク / www.rehabilimemo.com (13)

  • ダイエットするなら「太るメカニズム」を理解しよう!〜糖類編〜 - リハビリmemo

    ゲームを攻略するためには、ルールや仕組みを理解しなければなりません。スポーツであっても、仕事であっても、そのルールを知らなければ参加することすらできません。逆に、ルールをしっかりと理解していれば戦略的にゲームを進めることができます。 では、品や飲料に含まれる栄養素は、僕たちの身体にどのような影響を与え、太らせるのでしょうか? ダイエットゲームとして捉えれば、そのルールである「太るメカニズム」を知ることから始めなければ、戦略的にゲームを進めることができません。 逆に、太るメカニズムを知ることができれば、効率的に効果的にダイエットをすることができるのです。 今回は、ショートケーキを題材にして、そこに含まれている「糖類による太るメカニズム」について考察していきましょう。 Table of contents ◆ グルコースによる太るメカニズムを知っておこう ◆ フルクトースはもっとも太りやすい

    ダイエットするなら「太るメカニズム」を理解しよう!〜糖類編〜 - リハビリmemo
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    khtokage 2020/03/30
  • スクワットで「膝をつま先より前に出してはいけない」という間違え【スクワットの科学】 - リハビリmemo

    「スクワットで膝をつま先よりも前に出すと、膝を怪我する可能性がある」 1972年、マサチューセッツ大学のArielは、スクワットで膝をつま先よりも前に出すと膝関節に大きなストレス(剪断力)が生じ、怪我を誘発する可能性を報告しました(Ariel BG, 1972)。 この報告をもとに、スクワットでは「膝をつま先より前に出さない」ということが現在でも常識とされています。 しかし、その後の検証によってArielの研究は被験者が少なく(3名のデータ)、ストレスが生じる部位が明らかにされていないなど、いくつもの誤りとともに、再現性の乏しい結果であることが指摘されるようになりました(Hartmann H, 2013)。 2013年、これまでのスクワットに関する研究結果をまとめたレビュー論文を報告したゲーテ大学のHartmannらは、Arielの報告についてこう述べています。 「この報告は誤ったデータの

    スクワットで「膝をつま先より前に出してはいけない」という間違え【スクワットの科学】 - リハビリmemo
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    khtokage 2019/09/14
  • コラーゲンの摂取が筋トレの効果を高める【最新トピックス】 - リハビリmemo

    「木を見て森を見ず」 これは物事の一部分や細かいところにフォーカスして、全体を見失うことを意味することわざです。 僕たちは「筋肉を大きくしたい」とか「もっと重たいバーベルを挙げられるようになりたい」という想いをもって筋トレに励んでいます。そのためには、トレーニングのあとのタンパク質の摂取が欠かせません。なぜなら、トレーニングによる筋肥大の効果は、タンパク質の摂取によって促進されるからです。 『筋トレ後のタンパク質の摂取は「24時間」を意識するべき理由』 しかし、これは筋肉だけにフォーカスしたときの栄養戦略です。 解剖学的に筋肉を見てみると、筋肉はそのまま骨に付着するわけではありません。筋肉は「腱」となって骨に付着します。大きな筋力を発揮できるのも、腱が筋力を効果的に骨に伝達することによって可能になるのです。 そうであれば、筋トレの栄養戦略は筋肥大のためのタンパク質の摂取にとどまらず、腱を肥

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    khtokage 2019/07/08
  • 筋トレを続ける技術~脳をハックしよう! - リハビリmemo

    筋トレは、外見上の魅力を高め(モテる)、睡眠の質を上げ、不安な気持ちを払拭し、病気に負けない身体を与えてくれるなど、多くの素晴らしい効果が報告されています。 『筋トレをするとモテる当の理由』 『筋トレが睡眠の質を高める〜世界初のエビデンスが明らかに』 『筋トレが不安を解消するエビデンス』 『筋トレが病気による死亡率を減少させる幸福な真実』 これだけのリターンがあるにも関わらず、僕たちは筋トレを続けることができません。それは、なぜなのでしょうか? この問いに、ハーバード大学の人類進化生物学者であるDaniell Liebermanはこう答えています。 「そもそも、ヒトは筋トレをするようにはデザインされていない」 現代の進化論は、僕たちの身体や心は約200万年という長い旧石器時代に適応したままであることが多くの知見から示唆しています。旧石器時代は料が乏しく、エネルギーを狩猟採集活動に優先的

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    khtokage 2019/02/16
  • 筋トレを続ける技術〜マシュマロ・テストを攻略しよう - リハビリmemo

    なぜ、僕たちは筋トレを続けることができないのでしょうか? この問に、ハーバード大学の進化生物学者であるDaniell Liebermanはこう答えています。 「そもそも、ヒトは筋トレをするようにはデザインされていない」 約200万年もつづいた石器時代は、料が不足した受難な時代でした。エネルギーが足りない中で、ヒトが行動する優先事項は、べものを得るための狩猟、肉獣からの逃避、子孫を残すための生殖活動でした。これらの活動にエネルギーを費やすために、余暇の時間はゴロゴロして余分なエネルギーを使わないように進化の過程で最適化されてきたのです。 そのため、現代の僕たちがジムに向かおうとすると石器時代のままの心はこう語りかけます。 「ジムは明日にして、テレビでも見ながらゴロゴロしていいんだよ」 これが筋トレを続けられない理由です。余暇の時間に筋トレをしないで、ゴロゴロすることには進化論的な合理性

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    khtokage 2018/12/14
  • 筋トレのパフォーマンスを最大にするカフェインの最新エビデンス - リハビリmemo

    2012年に開催されたロンドン・オリンピック。 控室である飲み物を口にしている選手がいました。競泳女子のアメリカ代表として出場したエリザベス・ベイセル選手です。ベイセル選手はその後のレースでみごとに銀メダル1個と銅メダル1個を勝ち得ました。 彼女が口にしていたのは「コーヒー」です。 カフェインはアスリートが摂取しても違反にならない合法的なドーピングとして注目されているエルゴジェニック・エイド(パフォーマンスを高める栄養素)とされています。カフェインが筋持久力を高める効果は広く知られており、ベイセル選手はコーヒーでカフェインを摂取し、自己ベストを更新する記録で名誉を手に入れたのです。 『Caffeine: The Performance Enhancer in Your KitchenーThe Wall Street Journal』 カフェインが筋持久力を高めるエビデンスは示されていますが

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    khtokage 2018/10/19
  • 筋トレのパフォーマンスを最大にするクレアチンの最新エビデンス - リハビリmemo

    筋トレに効果的なサプリメントをひとつ挙げるとしたら何でしょうか? この問いに現代のスポーツ栄養学はこう答えます。 「クレアチン」 2018年、国際スポーツ栄養学会(ISSN)は、筋トレに効果的なサプリメントについてのレビューを報告し、30ほどのサプリメントを筋肥大の効果、筋トレのパフォーマンス向上の効果にわけて、エビデンス・レベルにより分類しました。 その中でもクレアチンは筋肥大、パフォーマンスの向上の効果においてエビデンスAである「明らかに安全で効果のある強力なエビデンスを示すもの」に分類されているのです。 Fig.1:筋肥大の効果を高めるサプリメント(Kerksick CM, 2018より筆者作成) Fig.2:パフォーマンスの効果を高めるサプリメント(Kerksick CM, 2018より筆者作成) クレアチンについては、すでに多くのエビデンスが示されていますが、今回は最近になって報

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    khtokage 2018/10/05
  • 筋トレ後のクールダウンに効果なし?〜最新のレビュー結果を知っておこう - リハビリmemo

    「筋トレのあとはクールダウンをしよう!」 運動のあとには必ずクールダウンをすることが常識となっています。学生のころは、部活やクラブで練習したあとにジョギングやウォーキングをしていたでしょう。アメリカのトレーナーの89%がクールダウンを推奨しており、53%がジョギングやウォーキングといったアクティブ・クールダウンを推奨しています(Popp JK, 2018)。 もちろん、筋トレのあとにも"当たり前のように"クールダウンをしていると思います。 しかし、現代のスポーツ科学はこういうのです。 「クールダウンの効果に明らかなエビデンスはない」 今回は、今年7月に報告されたクールダウンの効果について検証したレビューをご紹介しましょう。 Table of contents ◆ 筋肉に対する生理学的効果を知っておこう ◆ その他の生理学的効果を知っておこう ◆ 読んでおきたい記事 ◆ 参考論文 ◆ 筋肉に

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    khtokage 2018/09/21
  • 筋トレとアルコール摂取の残酷な真実 - リハビリmemo

    2014年2月、私たちにとって、あまりにも残酷な事実が公表されました。 「トレーニング後のアルコール摂取は筋肥大の効果を減少させる」 トレーニング後のアルコール摂取は格別な幸福を与えてくれます。厳しく、辛い自分との戦いを終えたあとに、最大の安らぎを与えてくれるのがアルコールなのです。事実、スポーツ選手の多くがアルコールを好んで摂取しています(O'Brien KS, 2007)。 しかし、現代のスポーツ医学では、トレーニング後のアルコール摂取はトレーニング効果を3割も減少させると言います。 今回は、この残酷な事実を示した研究報告とともに、近年、明らかになった新たな事実をご紹介したいと思います。残酷な世界から目を背けてはいけません。 Table of contents ◆ 筋トレ後のアルコール摂取は筋タンパク質の合成作用を減少させる ◆ 筋トレ後にアルコールを摂取してはいけない理由(メカニズム

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    khtokage 2018/08/03
  • いつまでも若々しい筋肉を維持するためには筋トレだけじゃ不十分? - リハビリmemo

    加齢による筋肉の衰えからは誰しも逃れることはできません。 多くのメディアやブログでは、加齢に負けず若々しい身体でいるために「筋トレ」を推奨しています。しかし、現代の運動生理学は次のようにいいます。 「筋トレだけでは不十分である」 2014年、筑波大学のYamadaらは、日人を対象にした加齢による筋肉量の減少についての大規模調査を報告しました。 対象は40〜79歳の男性16,379名、女性21,660名です。その結果、全身の筋肉量は79歳までに男性で10.8%、女性で6.4%減少することがわかりました。 Fig.1:全身の筋肉量の加齢による変化率(Yamada M, 2014より筆者作成) さらに、腕の筋肉量は男性で12.6%、女性で4.1%減少し、足の筋肉量は男性で10.1%、女性で7.1%減少することがわかりました。 Fig.2:腕の筋肉量の加齢による変化率(Yamada M, 201

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    khtokage 2018/08/03
  • プロテインは腎臓にダメージを与える?〜ハーバード大学の見解と最新エビデンス - リハビリmemo

    「タンパク質のとりすぎは腎臓にダメージを与えるのか?」 筋トレによって筋肉量を増やすためには、筋肉のもととなる筋タンパク質の合成量を増やさなければなりません。そこで必須になるのがタンパク質の摂取です。筋トレをしただけでは筋タンパク質の合成は促進されず、タンパク質を摂取してはじめて合成が促進されるのです。 このような背景から、トレーニーの多くが事とともにプロテインを摂取しています。そこで疑問に思うのが「タンパク質をとりすぎると腎臓にダメージを与えてしまうのでは?」ということです。 この疑問については70年にわたり栄養学やスポーツ医学の分野で議論されてきました。 そして2017年、ひとつの答えが見いだされたのです。 「赤身肉の過剰な摂取は、腎臓にダメージを与える可能性がある」 これまでの大規模な観察研究などから、タンパク質の摂取による腎臓へのダメージにはタンパク質の「物源」が関与することが

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    khtokage 2018/08/03
  • 筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取パターンを知っておこう(2018年4月版) - リハビリmemo

    筋トレの効果を最大にするためには、タンパク質の摂取が不可欠です。 これは、筋トレだけでは筋肉のもとである筋タンパク質が合成されないからです。では、筋トレには意味がないのか?というと、そういうわけではありません。 筋トレは筋タンパク質の合成感度を上昇させます。 合成感度が上昇したところでタンパク質を摂取することによって、はじめて筋タンパク質が大きく合成されるのです。その結果、筋肥大が生じます。 これが筋トレとタンパク質の摂取はセットで考えるべき理由です。 そこで大事になるのがタンパク質の摂取方法です。 筋トレによって筋タンパク質の合成感度は少なくとも24時間、上昇していることが示唆されています。 『筋トレ後のタンパク質摂取は「24時間」を意識すべき理由』 スポーツ栄養学では、この期間に筋タンパク質の合成をもっとも高めるための最適なタンパク質の摂取量、タイミング、パターン、品質などが検証されて

    筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取パターンを知っておこう(2018年4月版) - リハビリmemo
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    khtokage 2018/05/23
  • 筋トレの前にストレッチングをしてはいけない理由 - リハビリmemo

    私たちは運動の前によくストレッチングをします。 これはストレッチングをすることによって怪我を予防できるというエビデンスにもとづいています(McHugh MP, 2010)。 怪我の予防をストレッチングの正のエビデンスとするのであれば、実はストレッチングには負のエビデンスもあるのです。 それは「運動前のストレッチングはパフォーマンスを低下させる」というものです。 2004年、カナダ・SMBJ病院のShrierらは、世界ではじめてストレッチングが筋力やジャンプなどの瞬発力を低下させることを明らかにしました(Shrier I, 2004)。 Shrierらの報告以降、多くの研究者によって同様の結果が報告されました。このような背景から、2006年には欧州スポーツ医学会が、2010年には米国スポーツ医学会が運動前のストレッチングがパフォーマンスを低下させるという公式声明を発表しました。 『ストレッチ

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    khtokage 2017/09/24
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