とある大学の先生の話。 学生に協力して貰って、あるテーマを元にした戯曲台本を作るように指示。 指示書は共通、一日目で資料を持ち寄りテーマのディスカッション2日目までに台本を作成、3日目に持ち寄って発表し、その翌日に優れた内容を投票で決め、残りの日で稽古して7日目に発表。 Aグループにはそのまま渡して、Bグループには「出来が悪かったら私の心証はずっと悪いだろう。何度でもやり直しを課す」と一言書き添えた。 結果は、出来が良かったのはAグループ。 プレッシャーをかけたBグループはイマイチだった。これは先生の主観では無く、発表を見に来た観客のアンケートからのデータ。 Aグループは純粋に「時間内にどれだけの物を仕上げるか」を考えていたのに対し、Bグループは「褒められたい、認められたい」という意識が強く、互いの意見がまとまらず、結局時間切れで仕上げてしまったとの事。 その後も、同じような実験を繰り返し