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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (5)

  • 真の芸術家は出荷する : 池田信夫 blog

    2011年10月07日12:45 カテゴリIT 真の芸術家は出荷する スティーブ・ジョブズについては、きのうから山のような記事が出ているので、今さらコメントすることもないが、一般メディアの論評に「ビジョナリー」とか「独創的」といった形容詞が多いのが気になったので、ひとこと。 ニューズウィークにも書いたように、ジョブズは長期的なビジョンを語ったことはなく、まったく新しいアイディアを創造したこともない。むしろエンジニアにとっては常識だった新しい技術を商品として実現したことが彼の功績だ。 1977年につくったアップルIIも「初めてのパソコン」ではなく、それまで基板がむき出しだったパソコンをパッケージに入れて使いやすくしたものだ。その中身をつくったのはスティーブ・ウォズニアクであり、ジョブズは販売担当だった。 マッキントッシュも、ゼロックスのPARCで彼が見た技術をまねただけだ。むしろ問題なのは、

    真の芸術家は出荷する : 池田信夫 blog
  • バブルは別の顔をしてやってくる : 池田信夫 blog

    2010年03月01日10:17 カテゴリ経済 バブルは別の顔をしてやってくる バラマキ派やリフレ派がよくいうせりふに、「不況のときインフレの行き過ぎを心配する必要はないんだから、思い切りばらまけ」という話がある。たしかに中央銀行のコントロールがきくようになったCPIの急激な上昇は、ここ30年ほど起こっていない。しかし資産インフレ=バブルは以前より頻繁に起こるようになった。 80年代後半の日では、「円高不況」を救済するために行なわれた低金利政策で不動産バブルが起きた。2000年代初頭のアメリカでは、ITバブル崩壊後の不況に対してFRBの行なった金融緩和で住宅バブルが起きた。同じころ日銀の行なった量的緩和によって円キャリー取引が起こり、資金がドルに流れ込んで住宅バブルを加速した。いずれの場合もCPIは落ち着いていたので、中央銀行はインフレを警戒しなかった。バブルはつねに人々の予想を裏切り

    バブルは別の顔をしてやってくる : 池田信夫 blog
    khwarizmi
    khwarizmi 2010/03/07
    環境がバブルってのは同意だが,不要かと言われると…/来世紀に安い石油はないわけで,バブルだろうがなんだろうが利用してエネルギー転換をしないとまずい
  • 地球温暖化対策についての不都合な常識 : 池田信夫 blog

    2009年12月06日10:09 カテゴリ経済 地球温暖化対策についての不都合な常識 7日から始まるCOP15(国連気候変動枠組条約会議)を前にして、Economist誌が地球環境についての経済学的な分析を特集している。よくも悪くもバランスのとれた常識的なまとめだが、IPCCのデータ偽造疑惑についても記者クラブで談合して報道管制を敷く日では、常識的なことが理解されていないので、簡単に紹介しておく。 IPCCのデータの信憑性には疑問があるが、その第4次報告書の2100年に1.1~6.4℃(最尤値2.8℃)の気温上昇という推定が正しいものとして政策を考える。まず問題なのは、そもそも温暖化は防止する必要があるのかということだ。政府が依拠しているスターン報告では「温暖化によって100年後に世界のGDPが最大20%失われる」と推定し、その便益(GDPの損失)をほとんど割り引かないで、温暖化対策の費

    地球温暖化対策についての不都合な常識 : 池田信夫 blog
    khwarizmi
    khwarizmi 2009/12/06
    これまで温暖化を必死こいて否定しようとしてたのに,まともなこといってる/2050年にCO2排出を世界で半減することの影響を理解できない人が「未来を人質」とか言うんですね
  • 複雑な問題に簡単な答はない* : 池田信夫 blog

    2009年11月07日22:55 カテゴリ経済テクニカル 複雑な問題に簡単な答はない* けさの私のつぶやきには200近いコメントがついた。勝間氏の話は10年ぐらい前のリフレ派の議論の劣化コピーで、あらためて論じる価値はないが、「対案はないのか」という類のコメントがあるので、少し問題を整理しておこう。 短く答えれば、日経済の問題を一挙に解決する対案はない。今われわれの直面しているのは、戦後60年以上かかって日経済の蓄積してきたきわめて複雑な問題であり、これに簡単な答はない。ティンバーゲンの有名な言葉のように、n個の政策目標を達成するためには、独立な政策手段もn個なければならない。勝間氏のいうように、これひとつ解決すれば他の問題もみんな解決するという「ボーリングの1番ピン」はないのだ。 上の図は、Mankiwの新しい教科書からコピーしたもので、インフレ目標を下げることによって何が起こるかを

    複雑な問題に簡単な答はない* : 池田信夫 blog
    khwarizmi
    khwarizmi 2009/11/08
    資金需要がないとどうにもならないよってこと?/さっさと現金廃止しようぜ
  • 勝間和代氏のためのマクロ経済学入門 : 池田信夫 blog

    2009年11月07日10:53 カテゴリ経済 勝間和代氏のためのマクロ経済学入門 菅直人副総理(国家戦略室担当)に対して、勝間和代氏が「まず、デフレを止めよう」と題したプレゼンテーションを行なったようだ。その内容は出来の悪い学生の答案みたいな感じだが、これが国家戦略に影響を及ぼすとなると放置できないので、少しコメントしておこう。 まず勝間氏は「日はデフレスパイラルの真只中にあることを再認識して下さい」(p.2)と題してグラフを出し、「※OECD定義によれば、「デフレ」と「デフレスパイラル」は同義です」と書いている。このOECDの定義とは何を意味するのか不明だが、たとえばOECDが財務省に行なった説明では、Persistent deflation may degenerate into a deflationary spiral of falling prices, output, pr

    勝間和代氏のためのマクロ経済学入門 : 池田信夫 blog
    khwarizmi
    khwarizmi 2009/11/07
    デフレに対して,量的緩和が効かないってので相手をくさすのはいいんだが,じゃあ,どうやってマイルドインフレにするのという問題に対して,経済学者は無責任で良いんだろうか
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