Googleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Page氏は、テクノロジ業界は協力すべきだと考えている。Page氏は「Google I/O」での発言で、業界における「われわれ対彼ら」という競争意識が業界における全体的な進歩を遅らせるマイナス要因を生んでいると述べた。また、同氏は「私が読んだGoogleに関する記事はどれも、われわれ対他社の構図に仕立てた話であったり、いくらか馬鹿げたものであったりする。否定的な見方をすることは、われわれが進歩するやり方ではない。最も重要な事はゼロサムではない。世の中にはたくさんの機会が存在するのだから」と指摘した。 Page氏は、Microsoftをやり玉に挙げ、同社が最近「Outlook.com」のユーザーに「Google Chat」へのログイン機能を提供したのに対し、その逆、すなわちGoogle ChatユーザーにはOutlookユーザーへのアク