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まだまだ新聞には頑張ってもらわなければ 公正な社会を目指して新聞の役割 矢本 真人(2007-05-25 05:00) 各メデイアで目に付いた情報を、自分で興味のある分野に分けて保管している。宅配された新聞のなかにこれといった記事がなければ、コンビニへ他の新聞を買いに行く。 世の中に膨大な情報が飛び交っている現在、何か重要な情報を見落としてはいないかと、強迫観念に駆られていることに気づき、自嘲(じちょう)することもある。 主要全国紙 (撮影:矢本 真人) たしか朝日新聞のテレビCMの中で、女子学生が「バカの壁」の著者である養老先生に、「知るってどういうことですか」と質問していた。先生は「知るってことは、変わることなんだよ」と答えていたが、ある意味同感である。ただし、正確な情報の元で判断し、行動しなければ意味がない。 そんななか、各メデイアの印象・評価のなかで、「情報源として欠か
毎日1000万部が読まれずに廃棄? 「押し紙」とは、新聞社が新聞販売店に販売した新聞のうち、購読者に届けられたなかったものを指し、「残紙」とも言う。販売店は、新聞社にその分の代金を払うが、新聞そのものは廃棄される。その数が全体の約2割、毎日1000万部くらいあるとも言われている。もったいない話だ。 「My News Japan」の記事によると、2002年の毎日新聞の内部資料では、新聞社が販売した総数の395万3644部に対して、読者に購入された数は250万9139部で144万4505部が押し紙ということになるそうだ。率にすると36.5%になる。読売は推定2割、朝日は同2~3割と言う。 また月刊誌『Will』(06/11)には、毎日新聞販売店主が06年6月に毎日、新聞社に対して調停を申し立てた経緯が載っており、そこには押し紙の具体的な姿が示されている。その販売店が00年1月に新聞社から買い取
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