「感染拡大を最優先にしながら考えていきたい」 8月6日、「広島原爆の日」の平和記念式典で「広島市」を「ひろまし」、「原爆」を「げんぱつ」などと読み間違えた菅義偉首相(72)は、17日の記者会見でも冒頭のように「防止」を読み飛ばし、真逆の意志を表明してしまった。 【写真あり】1972年、大学で空手部副将を務めていた菅首相の角刈り 「菅首相は感染が収まらないことに焦っています。もともと首相は、9月下旬の国連総会で主要国に比べて日本は感染が抑制できたことをアピールし、解散総選挙に臨むつもりでした。その構想が見事に崩れたわけです」(「インサイドライン」編集長・歳川隆雄氏) 東京都など大都市圏で、新型コロナは “感染爆発” の様相だ。菅首相は17日に、緊急事態宣言の対象拡大と9月12日までの延長を決定した。報道各社の世論調査で続々と支持率は20%台を記録し、国民からの風当たりが “暴風” に切り替わ