袴田事件の取り調べを録音したテープが事件から半世紀も経って「偶然」見つかったと検察が称している件ですが、その内容の一部が報じられています。共同通信の7日の記事では「容疑を否認する袴田さんを泣き落としながら調べる内容が含まれていた」とされている一方、同日の産経新聞の記事では「容疑を否認する袴田さんに、刑事が自白するよう強い口調や態度で迫る様子がうかがえた」とされており、ややニュアンスが異なっていますが。 http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020701001486.html http://www.sankei.com/west/news/150207/wst1502070054-n1.html もちろん「泣き落とし」というのも、(無実の)被疑者にしてみれば自分の主張に耳を貸してくれない態度であることに変わりはありません。