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ブックマーク / chnpk.hatenablog.com (8)

  • 木村剛はなぜ暴走したのか - よそ行きの妄想

    「凋落 木村剛と大島健伸」は、少し前に世間を騒がせた振興銀行とSFCG(旧商工ファンド)という二つの経済事件に関するノンフィクションである。同著は、木村剛と大島健伸というまったく出自の異なる二人の経営者の運命が交錯しそして同様に破滅へと向かう様を、綿密な取材に基づき克明に書き綴ったものだが、ひとつのテーマとして「なぜ政府のブレーンまで務めた当代きっての金融エリートが、誰の目にも明らかに異常な資金還流工作や経理操作に走り、そして、自滅したのか」という疑問が呈される。同著の著者は、この疑問について木村剛は自らのレピュテーション(評判)を守りたかっただけではないかと結論付けているが、もう少し違った捉え方もできるのではないかと思い、このエントリーを書いている。 木村剛の暴走 なぜ木村剛が暴走したのかを考える前に、まずはどのように暴走したのかを振り返っておこう。 木村剛は、東京大学経済学部卒業後、日

    木村剛はなぜ暴走したのか - よそ行きの妄想
    kiku-chan
    kiku-chan 2011/05/11
    文章のテンポがいいんなあ
  • 日本のベンチャー企業に見られる3つの類型 - よそ行きの妄想

    ということで、先日のエントリー「木村剛はなぜ暴走したのか」からの流れで、「ヤンキー的なもの」を求めてナンシー関を読んでみたわけである。 ナンシー関は、横浜銀蠅を論じる文脈において、「銀蠅的なものを求める人は、どんな世の中になろうとも必ず一定数いる」と述べ、次のように続けている。 銀蠅なきあと、世の中は無意識のうちに銀蠅の代わりを探していたようにも思える。これは私の個人的見解だが「X」や「BUCK-TICK」などの売れセンヘビメタや、工藤静香の方向性、THE虎舞竜のヒット、一部の素人女にみられる露出狂の域にまで達したボディコン(というよりコスプレ)文化などの根底に、いずれも「銀蠅の魂」が流れているように感じられてしようがないのだ。 現在、不良の傾向は「ツッパリ・ヤンキー」ではなく「チーム」みたいなことになってるみたいだけど、世の中が(意識下で)連帯するのはやはり「ツッパリ」なのだと思う。日

    日本のベンチャー企業に見られる3つの類型 - よそ行きの妄想
    kiku-chan
    kiku-chan 2011/05/10
    面白かった。日本人の判官贔屓的感性と、村落共同体的な祭りの文化と「粗暴だけどほんとは優しい」ヤンキー信仰って地続きだと思う/この本の考察と似ているかなhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121501845/hatena-be-22/ref=nosim
  • 借金の「リスク」と銀行の「陰謀」と不動産の「価値」について - よそ行きの妄想

    「10年以上のローンはだめです - Chikirinの日記」という記事について、ちきりんさんもたまにはわけわかんないこと書くのだなと思って見ていたら、気づけばなにかものすごい量のブックマークがなされており、しかも、こともあろうか「なるほど」とか言っちゃってる人が多いようなので、ここはひとつ相変わらずカネまわりの話には疎いはてなーどもにどこがおかしいか教えてやろうと思った。 借金は「リスク」か みんな、最長でも10年のローンで払える範囲のものしか買わない、というまっとうな判断に戻るべき時なんじゃないかとちきりんは思います。 10年なんて短すぎるって? よく考えてください。家以外ならそんな長い期間返せない大借金はしないでしょ。なんで家だとそんなにリスク不感症になるんでしょう。リボ払いとかよりよっぽど“無茶な借金”って気がしますけど。ちゃんと十分な頭金を貯めて、借金の期間は10年で済むくらいにな

    借金の「リスク」と銀行の「陰謀」と不動産の「価値」について - よそ行きの妄想
    kiku-chan
    kiku-chan 2009/10/17
    id:Lhankor_Mhyさーーーーーーーーーん!← この手の話題は定期的に浮上してくるから、召喚してご迷惑でしたらごめんなさい。。。
  • 絵を描けない人、文章を書けない人、なに言ってるかわからない人 - よそ行きの妄想

    何の脈絡もないが、ふと、絵を描けない人や、文章を書けない人、なに言ってるかわからない人には、共通点があるように思った。 それは端的に言えば、ものごとを正確に理解しようという意識が弱いということ。対象を正確に把握しないままに、それを絵に描いたり、文章にしたり、喋ったりするから、相手に上手に伝わらないのだ。 ある対象についてのことを伝えるには、まずはその対象を自らがきちんと理解する必要がある。脳内に描くイメージ以上に正確なものをアウトプットできるはずがないのだ。例えば、誰か他人の似顔絵を描くというのはなかなか難しい作業だが、その理由は要はその人の顔を覚えていないからだ。かわいいとかキレイとかそういう感想の類いでもなければ、その人と他の人とを区別するためのテクニカルなポイントでもなく、その人の正確な顔である。輪郭や髪型、肌の色つや、目や鼻の位置やそれぞれのつくりなど、つまりは普段我々が目で見てい

    絵を描けない人、文章を書けない人、なに言ってるかわからない人 - よそ行きの妄想
  • 居酒屋の店長にサービス精神は必須なのか - よそ行きの妄想

    まあ毎度のことだが、 居酒屋に酒を持ち込んで飲んでたら説教されたんだが、お前らサービス業なんだから融通きかせろやと逆切れした話でなんかみんな盛り上がってる。 前も書いたけど、たいしたカネも払わずに他人にサービス精神を押し付けるのはあまりに愚かだ。 居酒屋の価値は「居」だって?それはお前単なる地代家賃のことであって、サービスを含めた居心地を求めるならもっと高いカネ払わなきゃだめだよ。席ついただけで1人5000円とかかかる店で頭ごなしに店員から説教されたらカネ返せという話になるけど、飲みい含めて5000円やそこらという店でサービス精神なんて期待するなボケ。 ばななだかきゅうりだかが勘違いしているのは、すべての店長は高級店並のサービスの提供を目指していて、店の売上拡大に使命感を持って取り組んでいると勝手に思い込んでるところだ。ただ生活のために保守的に働いたっていいんだよ別に。仕事に夢や希望や野

    居酒屋の店長にサービス精神は必須なのか - よそ行きの妄想
    kiku-chan
    kiku-chan 2009/08/15
    居酒屋やファストフードチェーンに過剰なサービスを求めるのは可笑しいけれど、ちょっとした土産物の飲食物を席で広げることが認められないというのもなんだか/現場責任者に裁量を認めない経営体質を批判すべき
  • 自己責任とかじゃねえし - よそ行きの妄想

    ほんとにやめてほしいよこういうのは。 自宅リビングのテーブルには、大量の介護付き老人ホームのパンフレットが並べられている。かつて、今年78歳になる親のために集めたものだ。 「母が証券会社のいいなりにならなければ、安心して老後を過ごせる環境が手に入るはずでした……」 苦々しい表情でこう語るのは、都内に住む長塚孝夫さん。彼の母親が大手証券会社を通じて投資信託を購入したのは2年前の夏だったという。購入総額はなんと約6200万円だ。営業マンのいいなりに国内株や中国など新興国に投資するファンドを中心に回転売買が行われ、解約したときには2400万円にまで縮小していた。 ブックマークページを見ると「残念だが自己責任」というわかった風な意見も多いが、自己責任とかそういう問題じゃないだろ。 確かにこうなってしまっては出てしまった損失は人が負うしかないだろう。ただ、そもそもの問題としてこの営業マンの所業は一

    自己責任とかじゃねえし - よそ行きの妄想
    kiku-chan
    kiku-chan 2009/06/24
    元記事は投資に対して判断力のない消費者にリスクを十分に説明することの無いまま危機感を煽って押し売りしたケースだと思う。民事訴訟でも起こして、業界を健全化したほうが良いのではなかろうかと
  • 「しつけ」について - よそ行きの妄想

    先日の記事の補足として。 愛があればラブイズオッケーか まず最初に言っておきたいのは、赤ん坊や子供がグズったときのあの不快感について。 子供は昼夜を問わずあるとき突然グズり出す。原因はなにかあるのだろう。眠いときが多いような気がするが、腹が減ったとき、のどが渇いたときなどいろいろあるのだろう。「だろう」と言うのは、赤ん坊の場合、当然すべての不快感を泣き声としてアウトプットするから、聞いてるこちらとしては、その泣き声がどの不快感に紐づいているのかは皆目わからないからだ。さらに言えば、おそらくグズっている当人自身も、なにが不快感の源泉なのかを把握してはいないだろう。泣き叫ぶ子供のオムツを替えてやり、ミルクを与え、抱きかかえ、あやし、思いつく限りのあらゆる対処を施しても一向に泣き止まないことはざらにある。子供は、私の献身的な態度に何かを感じることもなく、ただひたすらに泣き、喚き、ときに罵ってくる

    「しつけ」について - よそ行きの妄想
    kiku-chan
    kiku-chan 2009/05/04
  • はてなーにもわかる金融業界の栄枯盛衰※追記あり - よそ行きの妄想

    なんかリーマンが当につぶれるとか、メリルがバンカメに買収されるとか、 米リーマンHD、連邦破産法第11条の適用を申請 米バンカメがメリル買収を発表、500億ドル相当の株式交換で なかなか盛り上がってきてるから、折角だからはてなのアホどもにもわかるように今の金融業界についてあれこれ書いておく。 要すれば、ソロスがいうように、『経済活動においては小さなバブルの形成と破綻は普通に繰り返されるが、今回の破綻は、戦後60年間膨れ上がって来た、「スーパーバブル」と呼ぶべき信用拡大の終焉を意味する』、ということであるが。 とりあえずニクソンショックまでさかのぼる。ご存知の通り、ここでブレトン・ウッズ体制が終わって、貨幣は金の兌換紙幣でなく、国家の信用となる。金位体制が終わり、当時(そして現在までの)最強国家であった米国の貨幣であるドルを中心としたドル位制が敷かれたわけである。 このことが意味したの

    はてなーにもわかる金融業界の栄枯盛衰※追記あり - よそ行きの妄想
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