:「はてな」は、2004年に東京にオフィスを移し、第二ステージともいえる活動に入ったと思いますが、どうお考えですか? 近藤 2003年から2004年にかけて大きな転換があって、それは東京に移ったということもあるんですが、以前は、意識としては、「はてなアンテナ」頑張って作ってます、「はてなダイアリー」作りました、という感じだったんですけれど、実際の収益は受託開発をメインだったんです。それが2003年の暮れぐらいから、ユーザーさんからの利用料や広告とかサイトから直接あがってくる収益が増え始めていて、受託開発にしても、まったく新規の開発ではなくて、「はてな」の仕組みを使ったエンジン提供みたいな形が増えてきて、「はてな」からの収益が増えてきました。やっと「はてな」をやって儲けられる会社になれたというところです。で、収益的にも見え始めているところなので、会社としてサービスを提供していくことができるよ