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ブックマーク / note.com/asahi_books (64)

  • 精神的な支配を受ける苦しみと周囲に理解されない辛さを描いた、櫻木みわ著『カサンドラのティータイム』/瀧井朝世さんによる、著者インタビューを特別公開|朝日新聞出版さんぽ

    精神的な支配を受ける苦しみと周囲に理解されない辛さを描いた、櫻木みわ著『カサンドラのティータイム』/瀧井朝世さんによる、著者インタビューを特別公開 櫻木みわさんの『カサンドラのティータイム』が11月7日に刊行されました。「週刊朝日」2022年11月25日号(11月15日発売)に掲載された、瀧井朝世さんによる著者インタビューを掲載します。 2018年に作品集『うつくしい繭』で小説家デビューした櫻木みわさんの第3作『カサンドラのティータイム』(朝日新聞出版 1760円・税込み)は、2人の女性が主人公だ。 東京でスタイリストのアシスタントとして働く友梨奈と、琵琶湖湖畔で夫と暮らす未知。異なる場所で生きる彼女たちの人生が、やがて思わぬところで交錯する。 「以前、身近な人の言動で苦しんだことがあったんです。渦中にいる時は、自分の状況がよく理解できなかった。後に人と話したりを読んだりするうち、少しず

    精神的な支配を受ける苦しみと周囲に理解されない辛さを描いた、櫻木みわ著『カサンドラのティータイム』/瀧井朝世さんによる、著者インタビューを特別公開|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/11/24
    “、瀧井朝世さんによる著者インタビューを掲載します。”
  • 「なぜ皆さんは私のことを好きだと思ってくれるの?」パンダの声に今こそ耳を傾けよ|朝日新聞出版さんぽ

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    kiku72 2022/10/30
    “「パンダの意義――人と環境を繋ぐ」を期間限定で公開します。本では紙幅の都合で割愛せざるをえなかった記述も含めた完全版です。”
  • 【試し読み】「Qアノン」はなぜ日本でも浸透しているのか? 黒幕の実像に迫ったルポ/藤原学思『Qを追う 陰謀論集団の正体』|朝日新聞出版さんぽ

    【試し読み】「Qアノン」はなぜ日でも浸透しているのか? 黒幕の実像に迫ったルポ/藤原学思『Qを追う 陰謀論集団の正体』 昨年、米連邦議会襲撃でも注目を集めた陰謀論集団「Qアノン」。 彼らは「世界は小児性愛者の集団によって支配されており、悪魔の儀式として性的虐待や人い、人身売買に手を染めている」などといった荒唐無稽な主張を繰り返している。その影響は深く、米国のみならず日を含めて世界中に広がっている。 陰謀論は形を変え続け人々を引き込む。一度その沼に嵌ると抜け出すのは難しい。特に日はネットの匿名掲示板文化、ブログカルチャーが人々の生活に根付き、拡散するリスクが高いとされる。 作『Qを追う 陰謀論集団の正体』は朝日新聞国際報道部記者である藤原学思氏が「Qアノン」が信奉する人物「Q」とは何者なのかを追跡し、「Q」に心酔したごく普通の人々の姿を描いたルポだ。筆者は足かけ3年にわたる取材を

    【試し読み】「Qアノン」はなぜ日本でも浸透しているのか? 黒幕の実像に迫ったルポ/藤原学思『Qを追う 陰謀論集団の正体』|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/09/18
    “ 本作『Qを追う 陰謀論集団の正体』は朝日新聞国際報道部記者である藤原学思氏が”
  • 北村薫さんによる感動の傑作長編『ひとがた流し』が文庫新装版に!『日日是好日』の森下典子さんによる文庫解説を特別公開|朝日新聞出版さんぽ

    北村薫さんによる感動の傑作長編『ひとがた流し』が文庫新装版に!『日日是好日』の森下典子さんによる文庫解説を特別公開 〈あなたがどこかで生きているということがずっと私の支えだった――。〉 アナウンサーとして活躍する千波、受験を控えた娘を持つ牧子、あらたなパートナーと新しい生活を歩んできた美々。三人は進む道を違えながらも、人生の大きな危機に直面したときに手を差し伸べ支えあい、四十代になった。 友人同士だからこその交わりを描き、生きることの核に迫った感動の傑作長編、北村薫さんの『ひとがた流し』が、おーなり由子さんの絵をふんだんに収録した文庫新装版として2022年9月7日(水)に発売されました。 発売を記念して、『日日是好日』の森下典子さんによる文庫解説「二度とない永遠」を特別に公開いたします。〈還暦を過ぎ、親を見送り、大切な人を失えば、自分もまた限りある命であることを意識しないわけにいかなくなる

    北村薫さんによる感動の傑作長編『ひとがた流し』が文庫新装版に!『日日是好日』の森下典子さんによる文庫解説を特別公開|朝日新聞出版さんぽ
    kiku72
    kiku72 2022/09/14
    “発売を記念して、『日日是好日』の森下典子さんによる文庫解説「二度とない永遠」を特別に公開いたします。”
  • 陰謀論はなぜ生まれるのか?「世界は不条理でできている」ことを知る重要性 <内田樹×岩田健太郎>|朝日新聞出版さんぽ

    陰謀論はなぜ生まれるのか? 共著作『リスクを生きる』(朝日新書/2022年3月)で哲学者・内田樹さんと医師・岩田健太郎さんは「そもそも現実はランダムなもの」と指摘しながら、世界は不条理でできているとことを受け入れることの大切さを説く。2人が提示するリスク社会を生き抜くために必要な視点を、書から抜粋してご紹介する。 ■この世は不条理なものである内田:岩田先生のお話を聞いていると、やっぱりアルベール・カミュの『ペスト』を想起させられます。コロナ下において示唆深いことが、この小説にはいくつもあるんです。 パヌルーという神父が出てきます。彼の考え方は、今で言うところの反ワクチン主義者に近いんです。つまり、人間がペストに罹って、死ぬのは偶然ではなくて、その背後には人智を超えた摂理が働いていると言うんです。パヌルー神父は、「疫病は神が下した懲罰である」と説きます。信仰が足りないからペストに罹る。自分

    陰謀論はなぜ生まれるのか?「世界は不条理でできている」ことを知る重要性 <内田樹×岩田健太郎>|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/09/02
    “本書から抜粋してご紹介する。”
  • “自称”専門家の見分け方 「わかる」のが専門家ではなく、むしろ「わからない」のが専門家 <内田樹×岩田健太郎>|朝日新聞出版さんぽ

    “自称”専門家の見分け方 「わかる」のが専門家ではなく、むしろ「わからない」のが専門家 <内田樹×岩田健太郎> 専門家と非専門家の違いとは何なのか? 共著作『リスクを生きる』(朝日新書/2022年3月)で哲学者・内田樹さんと医師・岩田健太郎さんは「専門領域のフレームが見えている人」がプロフェッショナルだと説く。リスク社会を生き抜くためには「自分は何を知らないのか」を知るべきだという2人の対談の一部を書から抜粋してご紹介する。(写真:水野真澄) ■専門家と非専門家の違いとは内田:感染症の専門家としての岩田先生のスタンスはよく理解できます。一方で僕は「素人の立場」です。素人だからこそ言えることってあると思うんです。専門家は責任があるから言い切れないけれども、素人は「僕は素人です。だから僕の話は真実含有率が低いです」とお断りをしておけば、割と好きなことが言える。それが素人の特権だと思うんです。

    “自称”専門家の見分け方 「わかる」のが専門家ではなく、むしろ「わからない」のが専門家 <内田樹×岩田健太郎>|朝日新聞出版さんぽ
    kiku72
    kiku72 2022/08/27
    “自分は何を知らないのか」を知るべきだという2人の対談の一部を本書から抜粋してご紹介する。”
  • 「アイツはいじめてもいい」と犬笛を吹く存在とは? 社会から「いじめ」がなくならないこれだけの理由 <内田樹×岩田健太郎>|朝日新聞出版さんぽ

    「アイツはいじめてもいい」と犬笛を吹く存在とは? 社会から「いじめ」がなくならないこれだけの理由 <内田樹×岩田健太郎> なぜ、いじめはなくならないのか。共著作『リスクを生きる』(朝日新書/2022年3月)で哲学者・内田樹さんと医者・岩田健太郎さんは「アイツはいじめてもいい」と犬笛を吹く存在を鋭く指摘する。リスク社会を生き抜くための視点を書から抜粋してご紹介する。(写真:水野真澄) ■いじめGOサインを出す教師岩田:コロナ禍以降に若年層の自殺者数が増えているというニュースがずいぶんありました。 内田:そうでした。 岩田:学生と社会人では、自殺の理由もだいぶ違いがあると思います。以前、『ぼくが見つけたいじめを克服する方法――日の空気、体質を変える』(光文社新書)を書いたときに、小中高校生の自殺についてかなり調べたんです。学童の自殺の原因はほとんどがいじめなんですね。ただ調べ方によって、

    「アイツはいじめてもいい」と犬笛を吹く存在とは? 社会から「いじめ」がなくならないこれだけの理由 <内田樹×岩田健太郎>|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/08/20
    “なぜ、いじめはなくならないのか。共著作『リスクを生きる』(朝日新書/2022年3月)で哲学者・内田樹さんと医者・岩田健太郎さんは「アイツはいじめてもいい」と犬笛を吹く存在を鋭く指摘する。”
  • 二人の「安田」は怒っている どうか知ってほしい、知られざる入管の実態、外国人差別の実態|朝日新聞出版さんぽ

    安田浩一さんと安田菜津紀さんの共著『外国人差別の現場』(朝日新書)が刊行されました。病死・餓死・自殺が相次ぐ入管制度や「現代の奴隷制」とも言われる技能実習制度など、日社会の足元に横たわる差別の実態をルポルタージュと対談で迫りました。著者の一人でノンフィクションライターの安田浩一さんが「一冊の2022年7月号で執筆した論考を掲載します。 ■あまりにも遠い富士山 様々な事情を抱え、行き場を失った外国人労働者を保護するためのシェルター(岐阜県羽島市)に通っている。 「富士山を見たかった」 暗い表情でそう何度も訴えたのはカンボジア出身の女性だった。勤務先を逃げ出し、シェルターにたどり着いた。 「カンボジアにいたころ、テレビやネットの写真で何度も富士山を見た。あの美しい山のある国に行ってみたいと、ずっと思っていた」 地元のブローカーに「日行き」を誘われ、6千ドルの手数料を支払って技能実習生と

    二人の「安田」は怒っている どうか知ってほしい、知られざる入管の実態、外国人差別の実態|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/08/19
    “著者の一人でノンフィクションライターの安田浩一さんが「一冊の本」2022年7月号で執筆した論考を掲載します。”
  • Googleが解明した「優れたマネジャーの条件が“良いコーチである”」ことの理由|朝日新聞出版さんぽ

    Googleプロジェクト・オキシジェン(Project Oxygen)が解明した、優れたマネジャーの条件の1つ目は「良いコーチである」こと。では、なぜマネジャーは良いコーチでなくてはいけないのでしょうか? Googleでグローバル・ラーニング・ストラテジー(グローバル人材の育成戦略)の作成に携わった経歴を持ち、『世界最高のコーチ――「個人の成長」を「チームの成果」に変えるたった2つのマネジメントスキル』(朝日新聞出版)の著者でもある、ピョートル・フェリクス・グジバチさんにその理由を聞きました。 ■マネジャーが最低限やるべき5つのこと なぜマネジャーは良いコーチでなくてはならないのか? それは、目まぐるしい現代のビジネス環境の変化に対応しながら、チームでより高い成果を上げていくには、チームのメンバー一人ひとりの成長が欠かせないからです。コーチとは、チームのメンバー一人ひとりの目標達成をサポ

    Googleが解明した「優れたマネジャーの条件が“良いコーチである”」ことの理由|朝日新聞出版さんぽ
    kiku72
    kiku72 2022/08/16
    “『世界最高のコーチ――「個人の成長」を「チームの成果」に変えるたった2つのマネジメントスキル』(朝日新聞出版)の著者でもある、ピョートル・フェリクス・グジバチさんにその理由を聞きました。”
  • おおたわ史絵が「母を捨てよう」と決意したあまりに過酷な瞬間|朝日新聞出版さんぽ

    医師・コメンテーターとして活躍するおおたわ史絵さん。快活な印象のあるおおたわさんは、実は幼い頃から母の機嫌に振り回され、常に顔色をうかがいながら育ってきたといいます。母が薬物依存症の末に孤独死したことをテレビで公表し、大変な話題を呼びました。 幼少期からの過酷な体験、親との別れ、そして母の呪縛からどうやって逃れたのかを克明につづった『母を捨てるということ』(2020年、朝日新聞出版)から抜粋して掲載します。(写真撮影/野口博) 父の死後、母はお金に対する異常な執着を見せるようになった。 もとからお金は大好きで、とくに現金を手元に置きたがる習性があった。変な話だが、財布のなかにはいつも十万円の束がいくつか入っていないと気が済まなかったし、寝るときですら枕の下に百万円の束を敷いていたくらい、イヤらしい現ナマ好きだった。 長野の田舎育ちで決して裕福とは言えない幼少期を鑑みれば、お金持ちに対する憧

    おおたわ史絵が「母を捨てよう」と決意したあまりに過酷な瞬間|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/08/06
  • 医師・おおたわ史絵が、執筆やコメンテーターを必死で続けた理由と家族の崩壊|朝日新聞出版さんぽ

    医師・コメンテーターとして活躍するおおたわ史絵さん。快活な印象のあるおおたわさんは、実は幼い頃から母の機嫌に振り回され、常に顔色をうかがいながら育ってきたといいます。母が薬物依存症の末に孤独死したことをテレビで公表し、大変な話題を呼びました。 幼少期からの過酷な体験、親との別れ、そして母の呪縛からどうやって逃れたのかを克明につづった『母を捨てるということ』(2020年、朝日新聞出版)から抜粋して掲載します。(写真撮影/野口博) わたしは、実家を離れてからは生活の基盤を夫との暮らしに移し、医療のほかにも連載エッセイを書いたりラジオ番組をやったりと、なかなか盛りだくさんな日々を送っていた。 そもそもなぜ医師としての生きかただけに飽き足らず、メディアなどに足を踏み入れてしまったのか? これもよく訊かれる質問なのだが、これについては自分のなかで明確な答えが出ている。 ただひとつ、「誰かに認めてほし

    医師・おおたわ史絵が、執筆やコメンテーターを必死で続けた理由と家族の崩壊|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/07/30
    “おおたわ史絵著『母を捨てるということ』(朝日新聞出版)”
  • 「せり場」で売られた少女たち 故・森崎和江の代表作『からゆきさん』本当の衝撃【文庫解説:文芸評論家・斎藤美奈子】|朝日新聞出版さんぽ

    今年6月15日に急逝した、ノンフィクション作家・森崎和江さん。代表作である『からゆきさん』(朝日文庫)は、異国に売られた少女たちを取材した衝撃作でありながら、通常のノンフィクションとは一線を画した作品となっています。「娘売り」は決して過去のことではない。今こそ読むべき作品だと綴る、文芸評論家・斎藤美奈子さんによる文庫解説を特別に公開します。 森崎和江著『からゆきさん』(朝日文庫)「からゆきさん」。漢字で書けば「唐行きさん」。そんな人たちがいたことを、このではじめて知った方もいるでしょう。 「からゆきさん」とは、もともとは江戸時代の末期から、明治、大正、昭和のはじめくらいまで、海をわたって外国(唐天竺)に働きにいく人を指す九州西部・北部の言葉でした(唐天竺とは中国とインドを意味しますが、遠い外国の別名でもあったので、「外国に行く」ことを「唐行き」と呼んだのです)。ですが、やがてそれは海外

    「せり場」で売られた少女たち 故・森崎和江の代表作『からゆきさん』本当の衝撃【文庫解説:文芸評論家・斎藤美奈子】|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/07/28
    “文芸評論家・斎藤美奈子さんによる文庫解説を特別に公開します。”
  • 大量の食べ吐き、飲酒…“サバイバー”夫が歩んだ壮絶な20年 家族が苦しむ「すき間」とは|朝日新聞出版さんぽ

    朝日新聞記者・永田豊隆氏による傑作ルポ『はサバイバー』(朝日新聞出版)が、第5回ノンフィクション大賞にノミネートされました。およそ20年、精神疾患を抱えたの介護と仕事の両立に悩み続けた永田氏。日は世界的にみて精神科病床数が多いですが、精神障害者が地域で暮らす支えが十分ではないといいます。家族にのしかかる負担について、介護当事者である永田氏が綴った「AERA 2022年6月13日号」の記事を、特別に公開します。(撮影:朝日新聞社・永田豊隆) 大量のべ吐きや飲酒、自傷行為、極端な感情の浮き沈み。精神障害を抱えたの闘病をたどる『はサバイバー』を4月に出版した。これまでの経過をありのままに書いたところ、「壮絶だ」「言葉にならない」という反響が多く寄せられている。 の症状を知ったのは、20年前にさかのぼる。 結婚から3年たった2002年、彼女が29歳のとき、摂障害がわかった。何時間

    大量の食べ吐き、飲酒…“サバイバー”夫が歩んだ壮絶な20年 家族が苦しむ「すき間」とは|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/07/27
  • 【ノンフィクション本大賞ノミネート作】摂食障害、アルコール依存症、認知症…妻の介護を綴ったルポ『妻はサバイバー』著者の願い|朝日新聞出版さんぽ

    【ノンフィクション大賞ノミネート作】摂障害、アルコール依存症、認知症…の介護を綴ったルポ『はサバイバー』著者の願い 精神疾患を抱えた(49)の介護と仕事、その両立に悩み続けた20年近くにわたる日々──。朝日新聞デジタルで大きな反響を呼んだ連載に加筆した『はサバイバー』(朝日新聞出版)が、第5回ノンフィクション大賞にノミネートされました。著者で朝日新聞記者の永田豊隆氏に、ともにを作った編集者がインタビューしました。「週刊朝日  2022年6月10日号」からの記事を特別に公開します。(※取材は2022年5月に行いました) ――の発売から1カ月近く経ち、多くの感想が寄せられています。 反響の大きさにとても驚いています。「あまりの壮絶さに驚いた」というご感想をたくさんいただきましたが、私にとっては意外な感じがします。というのは書いたことは日常なんですね。やはりのような疾患のこと

    【ノンフィクション本大賞ノミネート作】摂食障害、アルコール依存症、認知症…妻の介護を綴ったルポ『妻はサバイバー』著者の願い|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/07/27
  • タバコの火を押し付けられそうになっても「虐待だとは思わなかった」医師・おおたわ史絵の壮絶な母娘関係|朝日新聞出版さんぽ

    医師・コメンテーターとして活躍するおおたわ史絵さん。快活な印象のあるおおたわさんは、実は幼い頃から母の機嫌に振り回され、常に顔色をうかがいながら育ってきたといいます。母が薬物依存症の末に孤独死したことをテレビで公表し、大変な話題を呼びました。 幼少期からの過酷な体験、親との別れ、そして母の呪縛からどうやって逃れたのかを克明につづった『母を捨てるということ』(2020年、朝日新聞出版)から抜粋して掲載します。(写真撮影/野口博) ■顔色をうかがう子 母はすごくアップダウンが激しい気性だった。 頭痛や腹痛持ちだったので体調によって日々態度が違った。 鎮痛剤や睡眠薬をしょっちゅう飲んでいたせいもあっただろう、とても不安定な精神状態で、同じことをしても叱られるときと叱られないときがあった。その基準は第三者にはまったく判断がつかず、文字どおり彼女の気分次第だった。 ただひとつブレることなく決まってい

    タバコの火を押し付けられそうになっても「虐待だとは思わなかった」医師・おおたわ史絵の壮絶な母娘関係|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/07/23
    “『母を捨てるということ』(2020年、朝日新聞出版)から抜粋して掲載します。(写真撮影/野口博)”
  • 読まなきゃわからない高山羽根子の不思議な世界 『オブジェクタム/如何様』佐々木敦氏による文庫解説を特別公開!|朝日新聞出版さんぽ

    読まなきゃわからない高山羽根子の不思議な世界 『オブジェクタム/如何様』佐々木敦氏による文庫解説を特別公開! 7月7日に発売された高山羽根子さんの文庫『オブジェクタム/如何様』は、2冊の単行を合した高山さんの初期傑作集です。デビューから注目をしてくださっていた思想家・作家の佐々木敦さんによる文庫解説を特別公開いたします。 書は、2018年刊行の『オブジェクタム』、2019年刊行の『如何様』の2冊の作品集を合し、更にエッセイ「ホテル・マニラの熱と髪」を加えた文庫版である。高山は2009年に「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞を受賞、同名の短編集が2014年に刊行されており、『オブジェクタム』は2冊目の単著だった。その後、『居た場所』(2019年)と『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』(同)の2冊を挟んで『如何様』が刊行された。そして2020年に「首里の馬」で第163回芥川

    読まなきゃわからない高山羽根子の不思議な世界 『オブジェクタム/如何様』佐々木敦氏による文庫解説を特別公開!|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/07/06
  • 「毒親」は“いる”のではなく“なる”もの <おおたわ史絵×中野信子対談>|朝日新聞出版さんぽ

    母を捨てるということ――。 この言葉に、ぎょっとする人がいるかもしれない。捨てるという選択肢があったのかとハッとする人もいるかもしれない。どう感じるかは、人によって大きくわかれるだろう。この言葉は、医師であり、テレビコメンテーターとしても活躍するおおたわ史絵さんによるのタイトルだ。 麻薬性の鎮痛剤に依存した母。医師である父が薬を与え、人も元看護師なので自分で注射を打つことができたため、あっという間に深刻化した。腕は注射痕だらけで、注射器が家のあちこちに転がっていた。娘に対しては、成績が伸びないと暴言を浴びせる。体罰を加える。おおたわさんの子ども時代は、それが日常だった。書は、実母との関係を断ち切りたくとも、断ち切れずにいた、おおたわさんの、長きにわたる葛藤の記録である。 おおたわさんと、脳科学者の中野信子さん、かねてから親交のあるふたりによる特別対談をお送りする。今回のテーマは「毒親

    「毒親」は“いる”のではなく“なる”もの <おおたわ史絵×中野信子対談>|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/07/03
  • 【試し読み】生活困窮者支援で注目集める座間市の取り組みとは?/篠原匡『誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課』|朝日新聞出版さんぽ

    【試し読み】生活困窮者支援で注目集める座間市の取り組みとは?/篠原匡『誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課』 神奈川県中部に位置する座間市。人口13万人ほどの小さな自治体だが、今、生活困窮者支援の取り組みで全国から注目を集めている。同市生活援護課は生活保護や就労支援、子どもの学習支援など様々なサービスを提供し、その試みは新しい。職員自ら、既に困窮状態になっている住民だけでなく、その予備軍にも救いの手を差し伸べている。座間市生活援護課は「どんな人も見捨てない」がモットーなのだ。 なぜこのようなきめ細かな対応が可能なのか。その理由は、座間市が、ともすれば対立しがちなNPO法人などの民間団体(座間市にある「チーム座間」)とタッグを組んでいることにあり、それを実現している職員たちの日々の奮闘にもある。 ジャーナリストの篠原匡氏の新刊『誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課』は、こうし

    【試し読み】生活困窮者支援で注目集める座間市の取り組みとは?/篠原匡『誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課』|朝日新聞出版さんぽ
    kiku72
    kiku72 2022/06/20
    “「型破り」な座間市の活動を通し、福祉や支援の新しい形を探る本書の全文を期間限定で特別公開する。”
  • タモリさんも使っていた相手との距離を縮める魔法の言葉|朝日新聞出版さんぽ

    タレントのタモリさんが「髪切った?」と聞くのは話すことがないから——。2013年に発売された『タモリ論』(新潮社)でそう分析された「髪切った?」という言葉。実はこの言葉には「いい空気をつくる」力があるのだと、人気ラジオDJの秀島史香さんはいいます。秀島さんの自著『いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則』(2017年刊)で明かした、この魔法の言葉の使い方をご紹介します。最新刊『なぜか聴きたくなる人の話し方』も好評発売中です。 秀島史香『いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則』 小学6年生のとき、「魔法の言葉」を覚えました。当時、父の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州に引っ越し、2歳違いの弟と一緒に地元の公立学校に入学。覚悟はしていましたが、早速、言語の壁が立ちはだかりました。サッカーボールひとつであっという間に友だちをつくった弟と違って、私はクラスになか

    タモリさんも使っていた相手との距離を縮める魔法の言葉|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/05/28
    “ラジオDJの秀島史香さん”
  • 文章のプロが「起・承・転・結」で書くことを勧めない理由|朝日新聞出版さんぽ

    「文章を書く手順について、多くの方が勘違いをしている」と話すのは、ウェブ小論文塾代表で1500人以上を指導してきた元NHKアナウンサーの超人気講師、今道琢也さん。では、どのような手順で書けばいいのでしょうか? 著者の今道さんが生徒役のもとゆき君に文章の書き方を教えるというコンセプトの書籍『文章が苦手でも「受かる小論文」の書き方を教えてください。』から一部を抜粋・再構成して、書き方のポイントを解説します。 今道琢也『文章が苦手でも「受かる小論文」の書き方を教えてください。』■聞かれた順番に書けばいいもとゆき:文章を書くときの基的な手順を知りたいです。 今道:はい。その点について、説明しましょう。次のような例題を用意しました。 【問題】 あなたが主体的に物事に取り組んだ事例を挙げ、それを今後の仕事にどのように活かせるか述べなさい。 今道:これから下書きを作って、文章を作成していきますが、次の

    文章のプロが「起・承・転・結」で書くことを勧めない理由|朝日新聞出版さんぽ
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    kiku72 2022/05/24
    “籍『文章が苦手でも「受かる小論文」の書き方を教えてください。』から一部を抜粋・再構成して、書き方のポイントを解説します。”