米首都ワシントンの最高裁判所前で、抗議デモを行う中絶賛成派と反対派(2020年1月24日撮影)。(c)OLIVIER DOULIERY / AFP 【3月5日 AFP】中絶手術を施していたジョージ・ティラー(George Tiller)医師は2009年、米カンザス州の教会で反中絶過激派によって射殺された。ティラー氏と共に7年間働いていたジュリー・バークハート(Julie Burkhart)氏(53)はそれ以来、ティラー氏の後を継いでいる。「私は一度も後悔していない。なぜならやるべきことをやったからだ」とバークハート氏は語る。 米中西部や南部では社会に宗教右派が深く根付いており、医師や看護師、診療所の経営者らは日々苦労して中絶手術を行っている。 米最高裁で4日、中絶規制をめぐる審理が開始した。 中絶手術を施している複数の医師は影響を恐れ、AFPの取材を断った。だが、バークハート氏は違った。
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