「今、日本でも世界でも政治に正義が求められています。貧困と格差を拡大し、憲法をないがしろにしてきた政治を変え、希望ある政治をつくりましょう」―。訴えが街頭に響きます。「憲法が希望」「正義ある政治を」がスローガンです。 弁護士として、働く人の権利を守るとともに、原発事故の被害に苦しむ人たちに寄り添う活動に取り組んできました。 新型コロナウイルスの第6波が急拡大する中、失業や倒産・廃業で生活に苦しむ人の「雇い止めで寮も追い出された」「給付金が届かず貯金も底を突いた」など切実な相談に乗っています。「コロナ禍は災害。自己責任ではなく公助の責任こそ問われています」と語ります。 山添氏が昨年の臨時国会で求めた男女賃金格差の是正については、今年に入り、岸田首相が賃金格差の開示検討を表明し、一歩前進しました。山添氏は「ジェンダー不平等の不公正をただし、選択的夫婦別姓や同性婚を実現し、性暴力のない社会にした