迫田啓介(75)が引っ越してきたのは、 多摩地区にある高齢者ケア施設〝ハイエイジケアタウン〟── 政府の施策によって大学施設を再利用したこの施設は、 まさに高齢者のユートピアともいえる場所だった…… 遠くない未来、いつか訪れる老後を明るく描く(第二の)青春群像劇。 イラストレーター・漫画家として活躍中の日向山葵、トーチに初登場!
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4月23日(火)23時頃、乗っ取り被害にあっていたトーチの公式Xアカウントが復旧しました。セキュリティの強化、動作確認を経て、当アカウントの利用を再開しましたことをお知らせいたします。これより公式Xアカウントからの発信はトーチ編集部によるものとなります。 この度の被害により皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。 当アカウント内でやりとりされていた個人情報が悪用された形跡は今のところ認められませんが、今回の件に関して被害状況について調査を続け、同時に個人情報保護委員会の指示・指導を仰いで参ります。 本件に関しては引き続き、 「トーチweb」https://to-ti.in 「トーチweb」公式Xアカウント https://twitter.com/_to_ti 「トーチweb」臨時Xアカウント https://twitter.com/_to_ti_sub 「トー
\『アントロポセンの犬泥棒』絶賛発売中🐕/ 「抵抗」はYouTube動画(2分36秒)から始まった。 「飼育/鑑賞/抵抗」の三部からなる『野豚物語』、よその家のポメラニアンに心奪われた夏のある日を描く『犬泥棒』、ゾンビ・カタツムリをめぐるモダンホラー『ロイコクロリディウムの恐怖』ほか、近代都市の矛盾を撃ち変革の予兆を高らかに謳いあげる衝撃の劇画集。 クラシックにしてアヴァンギャルド。新時代のリアリズムを鮮烈に指し示した『電話・睡眠・音楽』から3年。漫画表現の最前衛を更新する、川勝徳重最新作品集。 【収録作品】 野豚物語 犬泥棒 リヤドロの置物 美しいひと 換気扇 多重露光 ロイコクロリディウムの恐怖
行きづまりかけた人生が一瞬だけ見せる夢。青春の光と影を描く壮大な三部作。 世界で絶賛を浴びる香港のアーティスト、リトルサンダーによる渾身の作品を一冊にまとめた388ページの特厚オールカラーコミック! 描かれるのは、人生に行き詰まりそうになった人々と「Kylooe(夢)」という不思議な生き物が織りなす3つの物語。 第1章「憂鬱なトンボ・虹との別れ」 内気な女子高生ラムロクはある日、CDショップで、自分の暗い生活を変えてくれるような音楽と運命の出会いを果たす。そのアルバムを聴いてから目を覚ますと、自室にはアルバムのジャケットに描かれた生き物がいた——。 第2章「緑のトンネル」 わがままでおてんばな彼女と同棲する若者ラムは、彼女にせがまれ昔の恋人のことを話し出す。思い出したのは本当に好きだった女の子、リンフェイのことだった。無口で繊細な芸術家だったリンフェイとの日々のきらめき、そしてある後悔がラ
生きる隙間 1 小嶋まり 渋谷のはずれの道端で人を思いっきり殴った、握り拳で。その人は倒れて、歯が欠けた。殴った張本人である私までくらくらと意識が遠のいた。最低だ。傷つけられたからといって仕返ししていい訳なんてないし、解決の糸口なんてそこにはないのに。それから私の心身の調子は、みるみるうちにおかしくなった。 毎日、負に囚われてばかりで人を許すことができない自分が惨めで落胆した。悲しみの粒が体の底からふつふつ湧き上がってくる。沸騰する直前みたいに。湧き上がる悲しみは、発散のための怒りへと変化する。やかんが蒸気をあげながら鳴りだすみたいに。怒りは熱量が高い。健全へ導いてくれるはずの私のエネルギーは怒りで消費されてしまって、心身は疲れ果てた。身体はほんとうに正直だった。突然顔中に真っ赤な湿疹が出て腫れ上がり、半年以上治らなかった。 思考と身体が切り離されているようで、自分自身をコントロールできな
——————————————————————————————— (⚠️注意書き) この作品には、一部性的な表現や暴力的な描写が含まれています。 また、扱う時代背景を勘案し、当時の表現を使用しているため、 一部 現代では不適切な描写も出てきます。 作品はそれらの行為を肯定するものではありませんが、 そういった表現に対して不快感や不安を感じる方は、ご自身と相談のうえ、お読みください。
🐕『武蔵野』絶賛発売中🌾 多摩川の中流や、武蔵野線・南武線沿線の地域には、田舎のような郷愁を感じるわけでもなく、下町のような情緒もない、只、時代に取り残された殺伐とした景色が広がっている。早朝の多摩川で対岸の景色を眺めているだけで寂しさがこみ上げてくるような。 絶望した漫画家は都会でも田舎でもない黄昏の境界へ……『死都調布』作者が漂着した前人未到の旅漫画。 ■収録話:高麗/秋津駅⇄新秋津駅/北朝霞/小野路(多摩丘陵)/横浜/羽村市動物公園/江東区/沼南/夏/府中本町 ■特別収録:作者撮り下ろし・カラー口絵8P/縄文ZINE版「武蔵野」/朝宮運河(書評家・『宿で死ぬ 旅泊ホラー傑作選』編者)巻末寄稿 📽斎藤潤一郎のドキュメンタリー映像『Alternative Paths to Manga』(Archipel)
みなもと太郎先生が逝去された。 8月7日午前2時。入院中の病院で亡くなったと奥様からご連絡があった。昨年来、先生は肺がんの療養のため入退院を繰り返す生活を送られていたが、『風雲児たち』の連載再開を目指して前向きに病と向き合われていた。病状は深刻なものだったけれどお会いする度にお元気で、本当にこのまま全快してしまうのではないかと私は思っていた。亡くなられた当日も、朝には売店で新聞を買い、夕方にはコンビニで夜食を買い、夜にはご家族とLINEで楽しくやりとりされるなど本当に普段どおり過ごされ、深夜に息を引き取ることになるとは、奥様にも思いもよらなかったそうだ。「本人も、いつも通り眠ったものだと思ったのではないでしょうか」とおっしゃっていた。 翌8日、先生にお会いしてきた。ながやす巧先生が描いた似顔絵が仏壇にあった。どうにも言葉が出ず、まともなお悔やみも言えぬまま帰ってきてしまった気がする。どうぞ
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