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ブックマーク / arimuri.hatenablog.com (24)

  • 無題 - in the blue shirt

    ほうぼうで"みんな音楽を作った方がいい"と説いているが、説くからにはやはりその理由を考える責務があるわけである。「その心は?」と問われたとして、「みんな違うからです」というのが暫定回答である。ここにおける音楽は別に音楽でなくてもいい。みんな違ってみんないい、みたいな話は、たいして何も言えていない月並みな視点であるようにも思えるが、正直これに尽きるのである。 学生時代のマゴチネサウンドシステム(溜まり場となっていた友達の一軒家の通称)、少し大きくなり関西の電子音楽シーンやマルチネレコードなどから始まり、いまに至るまで音楽を作って聴かせ合う遊びをずっと続けた結果、自分の抱いた感想は「みんな違いすぎるやろ」というその一点である。パソコンで、任意の時間軸に任意の音を配置するだけの遊びで、かくも差が出るのか。考え方から、作り方、完成品に至るまで何もかも違う。上には上がいる、といった優劣の話ではなく、

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    kiku72
    kiku72 2024/06/22
    “音楽を作って聴かせ合う遊びをずっと続けた結果、自分の抱いた感想は「みんな違いすぎるやろ」”
  • パレスチナのグッドミュージック - in the blue shirt

    なるべく金払えそうなリンクを貼るようにしています 7ajee - SAMA' Popular Art Centerに保存されているパレスチナの民族音楽をサンプリングして制作をする企画 'Electrosteen:' という企画の1曲。全曲いい。 youtu.be Muuden (Sama’ Abdulhadi Remix) おれが紹介するまでもないパレスチナのテクノDJのエースのリミックスワーク。 Asifeh - 2003 ラマッラーのラッパー、ビートメイカー。美しい Elos Byuri - Scene 1: Crossroads ラマッラーのラッパー。UKドリルっぽい雰囲気あるけどビートはまた違うフォーマット。 Arhan Afndy - Tale of a Merchant バークリーで学んだマルチルーツのミュージシャン。アラブ文化と西洋音楽の絶妙な距離感のことを考えたりしてしまう

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    kiku72
    kiku72 2024/06/02
  • 無題 - in the blue shirt

    最近色々と考えを整理していると、自分の音楽遍歴というのはつまるところ選択の自由を獲得する旅であるのということに気がついた。 中学生、日音楽だけ聴いてていいんか、と思い、いわゆる洋楽を厨二マインドで聴こうとする。わからないので屋でロッキンオンを読むと、「オアシス、グリーンデイ、レディオヘッドが最高」みたいなことが書いてある。まだ閉じている。とりあえず雑誌でフィーチャーされているバンドを順番に聴いた。高校生、西宮北口のバーミヤンでバイトをして、その月数万円の金によって少し開かれた。横のブックオフでいわゆるロックの名盤を安い順に片っ端から買って聴いた。感動はするが、まだしっくり来ない。18歳の時に初めて自分用のPCを買い、インターネットによりまた開かれる。知らない電子音楽が沢山あった。ここでmyspaceやサンクラを通じて、市井の人によって作られた、大量のベッドルームミュージックに遭遇し、

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    kiku72
    kiku72 2024/05/22
    “自分の音楽遍歴というのはつまるところ選択の自由を獲得する旅であるのということに気がついた。”
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 パナとの業務委託契約初日。「あれ、帰ってきましたねえ・・・」などと所長やら部長やらに言われる。二重就労(複数の企業との雇用契約)を認めない仕組みにより、二択を課された自分は自らの意思で大学を選んだわけで、いってしまえばこちらは選ばれなかったほうである。にもかかわらず、IT系やコンサルなどの業態ではない、化学をバックグラウンドに持つ自分を、社員じゃなければええんやろ、と極論屁理屈みたいな方法で使ってもらえることは、個人的にいうと、”脱サラしてミュージシャン”なんていうもはや紋切り型の擦られたムーブよりも、よっぽど価値があることにも思える。 会社からすると外部の人間を既存の仕組みの外で例外的に雇用するというのはリスクしかなく、リスクを取るに値すると一緒に働いていた人に思ってもらえることは、サラリーマンとしての自分に下された評価として当に嬉しい。音楽業界っぽい誇張表現だと「シーンに風穴を

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    kiku72
    kiku72 2024/01/09
  • 無題 - in the blue shirt

    かつてのインターネットには(理由や背景はさておき)明確に嫌儲のムードがあり、2chにせよ、Twitterにせよ、アフィリエイトリンクを貼ろうもんなら親の仇が如く叩かれる、みたいなことは日常的に見かけられるようなことであった。2010年代前半には、もうすでにファッションないしはライフスタイルを上手に見せて人気を得るスタイルや、電子工作やガジェットレビューをするようなアカウントが散見されたが、アフィリエイトリンクをちょろっと貼っただけで、ヲチスレの住人に粘着されて退場させられる、みたいなことを見かけたりなどしていたわけである。 恐ろしいことに、10年の時が経ち、TwitterはXとなり、嫌儲どころか、公式に提供された機能としてインプレッションが換金できるようになってしまい、それを推奨するような場になってしまった。かつては嫌儲の餌であったはずの芸風そのままに、トップのYouTuberはプロ野球

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    kiku72 2023/10/27
    “せめてもの反抗で、自分は自らの思い描くクラシックTwitterスタイルを無理やり貫いている”
  • むだい - in the blue shirt

    kindleを購入して以来割と電子書籍を買うようになったが、一方でいまだに紙のも買っている。気に入ったを紙で、というわけではなく完全にその都度の気分である。が、物理的な圧というのはなかなかなもので、リビングに未読のを放置していると、なんとなく読もうという気分が湧いてくる。積まれた書籍はさながらパチンコの保留玉のようであり、自分はそれにある種の心地よさを感じるのである。 一方で、例えば音楽のサブスクサービスにある膨大な未聴の音楽に対して、保留玉的なポジティブな感情があるかというと、不思議なことにそんなにない。こんなにも音楽に興味があるにも関わらずである。SNSもそうで、いまや無限のコミュニケーションにもはやポジティブな印象はない。こんなにも人間に興味があるにも関わらず! 最近は「伏せられたカード」という比喩を自分はよく使う。音楽、知らない土地、出会ったことない人といった、知らないも

    むだい - in the blue shirt
    kiku72
    kiku72 2023/10/25
    “セカンドロイアル20周年イベント。"セカロイの感じ"というのは自分の音楽嗜好に非常に大きな影響を与えた”
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 最近は、考えに逃げられる、みたいな感覚が強まっている。これはただイキった言い方をしているだけで、とどのつまり、いろいろなことをすぐに忘れてしまうというだけの話である。カスみたいなSNSの投稿、制作のアイディア、感動した曲、印象的な出来事があり、それらに対して抱いた感情みたいなものが、油断するとするするとどこかへ行ってしまう。これは結局、自分の感動する対象がどんどんぼんやりしてきたという理解をしている。 歳をとるにつれて、大学に受かりました、とか自分の曲がレコードになりました、とかいった類の、具体的な(自分がこの先達成しうる)実績解除項目が減る一方なのに対して、いい感じの人間関係を築きたい、とかいい感じに暮らしたい、とかいった風に、ファジーな欲求ばかりが膨らんでいき、それに対してのファジーな感情ばかりを抱くので、そもそも捉えにくく、すぐ忘れてしまうのである。 こういう状況に対して、音楽

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    kiku72 2023/08/30
    “ 自分はベーシックインカム的なものよりも、低固定費コミュニティにこそ福祉の未来を見ている節”
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 イサゲンと武田、授業終わりに喋っていたIRIGINOくんを連れてスタジオへ。トマソンスタジオで使っていたL12でバンド1発録りのテスト。ドラムはsE8をトップに2。難なくテストは完了しあとは遊びの延長で演奏。se8はいいマイクだし、L12は当によくできた機材だと感じる。学生時代のようにこのメンバーでまた雑に楽器を弾いて遊べるのはこれはこれで夢のようである。 6月某日 イベント出演のため仙台へ。最後に仙台に行ったのは7年前の高分子討論会で、かなり思い出深い1週間であったわけであるがそんなことはすっかり忘れていて、仙台駅に降り立った瞬間に、それらの思い出がまざまざと蘇ってきたのである。 仙台は信じられないくらい都会であり、事前に教えてもらった有名店は大体並んでいて入れず。適当に寿司をってから会場へ。外は6月にもかかわらず真夏のような様相である。 会場に着く。窓辺リカさんやlogan

    無題 - in the blue shirt
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    kiku72 2023/07/27
    “パソコン音楽クラブの2人の、自分たちの音楽を理解してもらうこと、最悪理解されなくてもなるべく楽しんでもらうことを本質的に諦めないスタンス”
  • 2022_Works - in the blue shirt

    出せるやつだけ クラブコスメチックス t8k PR動画(音楽+SE) この投稿をInstagramで見る クラブ t8k(テイトク)シリーズ(@t8k.jp)がシェアした投稿 珍しく大阪の制作会社と大阪で完結した仕事。曲かなり気に入ってます DUNLOP TYREGRAPH篇PR動画(音楽制作) youtu.be 普段作らないような曲。こういう四つ打ちのEPを出したいなーと思い続けはや3年。 商業施設「MAROOT (マルート)」カウントダウンCM音楽制作 富山の商業施設「MAROOT (マルート)」 がオープンするまでのカウントダウンCMの音楽を作成させていただいていたりなどしていました。ローカルCMなのでオンエア見れず。 ロート製薬 ロートCキューブ 「CCキューブ ダンス」篇 作編曲 youtu.be 歌詞のみが存在している状態からの制作。tiktok的なアレンジ。 アイドルマスター

    2022_Works - in the blue shirt
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    kiku72 2022/12/11
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 3rdアルバムリリース日。コロナの屈と共に、意図的に1人で閉じて制作した前作のEPに対し、今回はかなり投げかけの意識で作った作品である。なにもわかっていなかった1st、今思うとほぼ心の機能が停止しかかっていた2ndときて、3枚目にしてようやく平常時の自分のフィールを作品にできたような気がしている。 自らの音楽活動において、唯一誇りみたいなものを持っているとするならば、まとまったEPやアルバムを出し続けているということになるであろう。リリースに付随してツアーなどがあるラッパーやバンドに対して、自分くらいの規模のエレクトロニックミュージシャンにとってはアルバムを出しても特段なにかが起こるわけでもなく、リリースに対するご褒美のニンジンはかなり手薄である。そして「〇〇(有名企業)のテレビCMの楽曲を担当しました」とかのほうが客観的な評価としては有効で、"個人が自主的に作った音楽"に興味を持

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    kiku72 2022/11/13
  • "Park with a Pond"セルフ全曲解説 - in the blue shirt

    例に漏れず新譜のセルフ解説です。ライナーノーツ的な側面も。 過去 "Sensation Of Blueness"セルフ全曲解説 - in the blue shirt EP”Cyanotype”セルフ全曲解説 - in the blue shirt in the blue shirt 2ndアルバム"Recollect the Feeling"全曲解説 - in the blue shirt in my own way e.p. セルフ全曲解説 - in the blue shirt テーマ 公園は、誰もが楽しく過ごせる平和で穏やかな場所です。 でも、その公園の池には何かとんでもないものが沈んでいるかもしれません。 Park is a peaceful and serene place where everyone can have a good time. But what exactl

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    kiku72 2022/08/26
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 アイドルマスターのキャラソンCDの発売日。武田とUさんの手を借りて、関西でのオールセルフRECで納品。タイトなスケジュールへの対応と素敵な演奏に感謝。普段は絶対に作らないような、でも自分の趣味の真ん中にあるような曲ができたので満足。録音を伴う、過剰に編集的ではない音楽は今後も口実さえあれば時々作りたい。 某日 作っているアルバムのテーマないしはモチーフを公園の池にしたこともあり、定期的に池の視察に行く。大阪のでかい公園をストリート性の有無、公共性の高さ、整備具合などの軸で考えていくとなかなかに面白い。アルバムのテーマの着想に至った大阪城公園は城ホールやよしもと漫才劇場なども含めると巨大商業施設であるといえるし、花の万博跡地である鶴見緑地は金策以外の目的で景観が整備されている。スケボー少年が集うがいわゆるパークとは程遠い城北公園はもっと雑多である。市内の主要公園だけ見ても全くに性質が異

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    kiku72 2022/08/11
    “市内の主要公園だけ見ても全くに性質が異なる。そしてその全てに池がある。”そういえば長居公園にも池がある
  • むだい - in the blue shirt

    某日 asiaでカウントダウンイベントに出演。年越しをクラブでするのは7-8年ぶりな気がしている(確認すればわかることであるがあえてせず)。 大阪市内の自転車圏内のみで生活するようになって久しく、年の最終日にして、今年初めて会う人がほとんどなのが不思議な感覚である。音楽イベントで人が集まることを自分はよく”親戚の集まりのよう”と形容するが、定期的に会うリアル親戚がもうほとんど居なくなってしまった今、このコミュニティの自分にとっての擬似親戚っぽい機能は増すばかりである。これはありがたくもあるが、素直に喜んでいいのかは謎である。 都内でのライブセットは久しぶりで、テンション高めに設定したはずがasiaのtwich配信のアーカイブをを見返すとだいぶ控えめな感じであり、世間とのギャップがじわじわと広がっているのかもしれない。 某日 間も無く無くなってしまう新木場agehaに出演。agehaによく出

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    kiku72 2022/04/21
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 パ音西山くんの家に収容され、だらだら喋っているうちに朝になってしまった。帰り道に自転車を漕いでいるとなか卯が開いており吸い込まれるように入店。朝帰りのなか卯が可能になった喜びと、不要不急の外へのいたたまれなさの間で揺れる。コロナがなくなったら何がしたいかと問われた時に、オール後朝なか卯以外の答えを準備しておかないといけない。 ありがたくも新譜See-VoiceのCDを貰ったので家で改めて聴く。友達の曲を曲を聴くよりおもろいことなんかない云々を抜きにして、この瘴気にまみれた自己観照アルバムを完成させた二人にビックリスペクト。 某日 鈴木真海子氏のビルボード公演でドラムを叩きに大阪にきていた髙橋良が近所をウロウロしているようだったので自宅に収容。チェルミコのフィクサー視点によるだべり。 翌日に皆の勇姿を見にビルボードへ、高価なお事でもいただきながら見るかと空腹状態で突入するも、感染対

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    kiku72 2021/12/28
  • 無題 - in the blue shirt

    最近会う人会う人にプライスレスを連呼するプライスレスおじさんと化しているので、なぜそうなったのかの記録として、公開する気のなかった日記を、普段に増して輪にかけて都合よくエディットして公開します。私が日記を書くのが好きな理由もプライスレス理論(資で代替不可能なものを愛していきましょうというだけの話)で簡単に説明できます。私の生活でおこったことや、それについて考えたことは資で代替不可能なのでプライスレス、よって自分の日記もまたプライスレスであるからです。一般化されたライフハック記事よりも友人の代わり映えのしない近況報告の方が聞きたいのも、後者がプライスレスだからです。 某日 電工二種の実技試験。コンビニで鉛筆やらを買い、自転車で会場に向かう。日常のあまりの低刺激さに、もはや人がたくさんいる様子を見るだけでテンションが上がってしまった。 大教室の長机の指定された位置に着席。リフレインするは学

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    kiku72 2021/09/20
    “私が日記を書くのが好きな理由もプライスレス理論(資本で代替不可能なものを愛していきましょうというだけの話)で簡単に説明できます”
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 自転車のホイールのスポークが折れたので交換。なんとなく1パーツ交換すると他も触りたくなり、気分転換にハンドルやらペダル、ブレーキやらもネットで買って付け替え。 工具箱からペダルレンチやワイヤーカッターやらを引っ張り出している際、なんでこんな使用頻度の低いものを自分で所有しているんだという気分になる。汎用性の高い一般的なレンチの類ならともかく、それにしか使えないような工具達。 自転車屋に頼めば10分で終わるようなことをわざわざ専用工具を買ってまで自分でやるのは性格上の問題である。自身のこの気質を最近はあまりよく思っていない。 パソコンをBTOで買う行為に対して、生粋の自作ユーザのモチベーションはなんなのか?IKEAで机を買えばいいようなところをわざわざホームセンターで板買ってくるのはなぜ? もはや値段的なメリットはあまりなく、この手の質問に対する回答はは、だいたい「思い通りのサイズやス

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    kiku72 2021/06/04
  • 無題 - in the blue shirt

    某日 レコードが半分しか来なかったり、輸入税を二重に取られたりと散々であったが、そんなことは買ってくれる人には関係のない話である。 もはや継続して個人でレコードをプレスし続けているやつなんて全人口の1%もいない気もするし、そんなわけで、苦労の共有などをする相手もだいぶ限られてしまうが、得られる喜びに比べたら多少の苦労の増減なんて誤差である。 某日 なんとなく飯でもいに行こう、と外に出ると、信号機の取り替え工事をする途中なのか、新品の、薄型のLEDの信号機が徐に道端に放置してあった。特に工事の人がいるわけではなく、そこにあるのは取り付け前の信号機だけである。最近の信号機は大きめのPCモニタ程度の大きさしかなく、あまりの無防備さに、「物好きがいたら盗まれるんじゃないか」といういらん心配をしてしまう。 そんなこともすっかり忘れていたある日、ふと信号待ちをしていると、信号機が新しくなっていること

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    kiku72 2021/03/18
  • ムダイ - in the blue shirt

    ふと二重振り子のことを思い出してしまった。振り子の節を一つ増やすだけで、その動きがクソ複雑になるというやつである。初歩的な物理シミュレーションの嗜みがあれば、実際に動きを計算してみることも出来るし、細かい理屈がわからなければ模型でも作成して観察すれば良い。 間接が一つある棒ですらカオスに到達するわけであるが、我々は"未曾有のウイルスの拡散"という複雑な振る舞いを予想して対処しなければならない。なけなしの仮説で数理的なモデルを作る人がいれば、なけなしのデータを駆動させ予測を目指す人(例えばGoogleのやつは後者)もいる。どのみちわからないなりの善処である。 一方で世は答えを求める。政府は適切な施策を打たねばならず、人々は安心したいからである。わからないなりの善処に対し世は辛辣である。結局やっていることは丁か半かの博打、外れたやつは退場・・・といったようなヤマ師のような生き方は、自分は好きに

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    kiku72 2021/01/11
  • 2020やったことまとめ - in the blue shirt

    サウンド&レコーディングマガジン連載”DAW AVENUE” 執筆など サンレコのDAWごとの連載。2019年から年またぎでワンクールやらせていただきました。DAWはあくまで道具で、いかに使うかという話。第三回で書いたような、めいめいの工夫は共有しまくりたい所存。第三回(in the blue shirtが使う Studio One 第3回 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア)で書いた内容みたいな工夫はいっぱいあるので正直またやりたい・・・サンレコには他にも3,4,6,12月号でなんかしら書かせていただきました。サンレコは神雑誌なのでこれからも協力できることは全部したいすワ tricot『真っ黒リリースツアー「真っ白」』SE作成 2日目広島ありがとうございました! 今回のツアー、BGMは@DAWA_FLAKE SEは@Arimuri 胸が弾けて御座います。 pic.tw

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    kiku72 2021/01/04
  • 無題 - in the blue shirt

    8月某日 同い年の友人から「ワーホリに通った」との連絡が。このご時世にワーホリとはガッツがありますねえ・・・くらいの温度感で聞いていたが、「イギリスは倍率が高く、今年で年齢的に最後のチャンスだった」という話になったあたりでなんとも言えぬダメージを受けてしまった。ワーホリの年齢制限は30歳らしい。 成人などがまさにそうであるが、基的に、歳を取るとできることが増えていくのが当然のことだと捉えていた節があった。来年で20代が終わる。年齢を理由に何かができなくなるようなフェーズにきたのはある意味では事実である。自立し、収入が増え・・・と選択肢が増えていく一方であるように思えた人生、ついに無限に展開していたなにかがシュリンクしはじめるような感覚を覚えてしまった。拾いそびれたチャンスのことを積極的に考える必要もないが。 8月某日 大阪府知事のイソジン云々のニュース。ちょうど研究室に入ったタイミングと

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    kiku72 2020/11/04