開会中の山形県議会6月定例会で、笑いのもたらす健康効果に着目した議員発議の「県笑いで健康づくり推進条例」が成立する見通しとなった。3日の厚生環境委員会で条例案への賛成、反対が各3人と同数になり、採決に加わらなかった遠藤和典委員長(自民党)が賛成した。提出議員の所属会派・自民党が議会の半数以上を占めることから、5日の本会議で可決される公算が大きい。 条例案は毎月8日を「県民笑いで健康づくり推進の日」と定めるほか、県民に1日1回笑うよう促す。制定後は「個人の意思を尊重し、置かれている状況に配慮する」とした。北海道が定める「道民笑いの日」を参考にしているが、条例制定は全国初とみられる。 厚生環境委では、反対の委員から「障害などで笑えない人もいる」「笑いたくない人の人権を尊重すべきだ」などの指摘もあった。 条例案を提出した渋間佳寿美委員は、個人の意思の尊重を定める条文も盛り込んだと説明。「笑いが健
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