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ブックマーク / kj-books-and-music.hatenablog.com (6)

  • 「浪花のモーツァルト」キダ・タロー死去 - KJ's Books and Music

    最近はこちらのブログにほとんど記事を書いていないので、こちらにこの記事を公開することにした。 関西の大衆音楽の作曲家、キダ・タローが亡くなった。享年93。 以下NHKニュースより。 キダ・タローさん死去 93歳 作曲家 CMソングなど多く手がける 2024年5月16日 2時02分 「浪花のモーツァルト」の愛称で親しまれた作曲家のキダ・タローさんが14日亡くなりました。93歳でした。 キダ・タローさんは兵庫県宝塚市出身で、高校時代に音楽バンドを結成したあと大学を中退し、その後、ピアニストや作曲家として活動しました。 NHKの番組「バラエティー生活笑百科」のテーマソングや北原謙二さんの「ふるさとのはなしをしよう」といった歌謡曲のほか、かに料理店やインスタントラーメンのCMソングなど親しみやすい音楽も数多く手がけました。 また、テレビやラジオの番組にも多く出演し、民放のバラエティー番組、「探偵!

    「浪花のモーツァルト」キダ・タロー死去 - KJ's Books and Music
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    kiku72 2024/05/19
  • モーツァルトには革命前夜の時代の空気をかぎとり、オペラで貴族が謝罪・破滅する物語を描いた先進性や、信念のためなら上に歯向かうベートーヴェン並の反骨心があった(高野麻衣氏) - KJ's Books and Music

    昨年10月末に突然かつてのモーツァルト熱を再燃させて現在に至るが、年度末でもあり、弊ブログのモーツァルト関連記事に一区切りをつけることにした。 私は10〜20代の頃にモーツァルトの音楽にずいぶん嵌ったが、痛恨なことに当時の私は人間に対する関心が薄かったため、モーツァルトの音楽には興味があっても「人間モーツァルト」への関心があまりにも低かった。しかし、昨年来いろいろ調べてわかったことは、モーツァルトほど興味深い人生を送った作曲家はほとんどいないことだった。唯一比較できるのは14歳年下のベートーヴェンくらいではなかったか。そのベートーヴェンに関しては青木やよひ氏のを読んだことがあったが、モーツァルトについては1984年に出た下記新潮文庫を読んだ程度で、このもおそらく処分してしまって手元にはないと思う。 www.shinchosha.co.jp しかし、当然ながら世のモーツァルティアンは私の

    モーツァルトには革命前夜の時代の空気をかぎとり、オペラで貴族が謝罪・破滅する物語を描いた先進性や、信念のためなら上に歯向かうベートーヴェン並の反骨心があった(高野麻衣氏) - KJ's Books and Music
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    kiku72 2024/03/19
  • 2011年に自死した中村とうようは執拗に坂本龍一を批判し続けたらしい - KJ's Books and Music

    龍一の訃報に接して1か月以上が経ったが、未だに私の主たる関心事は音楽音楽史及び音楽の受容史であり続けている。 弊ブログの読者には政治に関心がある方が多いと思うので、それに絡めて書くと、私は1980年代初めに当時の国鉄吉祥寺駅*1に付随した商業施設「ロンロン」の2階で立ち読みした現代音楽の作曲家・柴田南雄(1916-1996)のに、世界中のあらゆる国の大衆音楽がことごとく西洋音楽の語法を用いた音楽になってきているとの指摘に目を開かされた。だから柴田を含む現代音楽の作曲家たちは自国を中心とした民族音楽を取り入れようとするのかと思った。 坂龍一自身も柴田南雄に言及している。 mikiki.tokyo.jp 以下引用する。 ――坂さんが高校1年生だった67年11月9日に、小澤征爾の指揮、鶴田錦史の琵琶、横山勝也の尺八、ニューヨーク・フィルハーモニックにより、武満氏の「ノヴェンバー・ステ

    2011年に自死した中村とうようは執拗に坂本龍一を批判し続けたらしい - KJ's Books and Music
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    kiku72 2023/05/07
  • 本多勝一『アムンセンとスコット』(朝日文庫)は、本文もさることながら山口周の解説文が非常に示唆的 - KJ's Books and Music

    かつての朝日新聞のスター記者にして、1992年以降は『週刊金曜日』の創設者として知られる多勝一が1980年代に書いた『アムンセンとスコット』(単行初出は教育社,1986)が昨年末に朝日文庫入りした。それを買い込んで積ん読にしていたが、読み始めたら面白く、引き込まれていった。 publications.asahi.com 著者の多勝一自身の名前がクレジットされた記事がネットでも読める。下記はプレジデント・オンラインという、かつての多からは結びつきが考えられないサイトへのリンク。 president.jp 多は『アムンセンとスコット』では、1980〜90年代の彼が愛用した「ノルヱー」(ノルウェー)や、片仮名の「ワ」「ヰ」に濁点を振って英語などの "va", "vi " の発音を表そうとした独特の片仮名表記を用いているが、上記プレジデント・オンラインの記事では「ノルウェー」という普通の

    本多勝一『アムンセンとスコット』(朝日文庫)は、本文もさることながら山口周の解説文が非常に示唆的 - KJ's Books and Music
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    kiku72 2022/06/07
  • 添田孝史『東電原発事故 10年で明らかになったこと』(平凡社新書)が告発する事故前の東電の悪行 - KJ's Books and Music

    今日(3/11)で東日大震災と東電原発事故からちょうど10年になる。 先月下旬に下記のを読んだ。 www.heibonsha.co.jp 何よりもタイトルが良い。あの原発事故の略称を「福島原発事故」ではなく「東電原発事故」としている*1。弊ブログでは2011年のある時期以来、略称は「東電原発事故」で通している。 内容的にも、近年になってようやく明らかになった東電の悪行が書かれている。それに触れた「アマゾンカスタマーレビュー」があったので、手抜きで申し訳ないが以下に2件引用する。 レビューン ★★★★☆ 事故ではなく、公害事件。 Reviewed in Japan on March 3, 2021 2020年9月30日、仙台高等裁判所は、福島原発事故を国は防ぐことができたという判決を下しました。このは、その判決に至るまでの経緯が述べられてます。 著者は科学ジャーナリスト(工学修士取得者

    添田孝史『東電原発事故 10年で明らかになったこと』(平凡社新書)が告発する事故前の東電の悪行 - KJ's Books and Music
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    kiku72 2021/03/12
  • 東野圭吾の長篇『聖女の救済』を読んで、松本清張の短篇「捜査圏外の条件」を思い出した - KJ's Books and Music

    私が不思議でたまらないのは、東野圭吾が日のみならず中国韓国で人気があるらしいことだ。その中国の息のかかった香港当局に逮捕され、有罪判決を受けて収監された周庭氏も、村上春樹とともに東野圭吾の小説を読むという。 Admin:旧正月の間に友人が新年の挨拶のために周庭を訪問しました。最近の周庭は、読書をしたりラジオを聴き、いつも手紙を読むことを楽しみにしているそうです。「ノルウェイの森」を読み終えたばかりで、引き続き、村上春樹さんと東野圭吾さんのを読む予定だとのことです。 pic.twitter.com/lxUFfYPSkM — Agnes Chow 周庭 (@chowtingagnes) 2021年2月16日 私も2010年代に頑張って村上春樹を読み、作品によっては面白いと思ったものが結構あったのでこのブログにも取り上げたが、どうにも相性が悪くてダメだったのが『ノルウェイの森』だった。 純

    東野圭吾の長篇『聖女の救済』を読んで、松本清張の短篇「捜査圏外の条件」を思い出した - KJ's Books and Music
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    kiku72 2021/03/08
    “12年前の参院選に負けた時に安倍を批判した溝手顕正を追い落とすために、2019年の参院選広島選挙区に、溝手の対立候補として同じ自民党から河井案里を擁立して、”マジですか @abeshinzo
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