7月13日(土)に60名の出席で開催した『大阪社会労働運動史』第10巻出版記念の公開フォーラムの様子を報告します。6月9日の記事 ↓ でご案内しましたように、一般ご参加の方にはオンラインにて視聴していただきました。 l-library.hatenablog.com 当日は、当法人理事長・田中宏和のあいさつ(下の写真)に始まり、ご来賓の大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課長・芝博基様、大阪市市民局ダイバーシティ推進室雇用女性活躍推進課長・西田秀之様からのご祝詞をいただきました。このシリーズは1980年代当初、大阪府・大阪市からの補助金を得て編纂を開始したのですが、2008年に補助金が全廃されました。とはいえ、その後も資料・情報提供という形で協力を得ており、本書が公益性の高い事業であることにかんがみ、大阪府・市の労政担当課長に『大阪社会労働運動史』第10巻刊行委員を務めていただいています。
「毎日新聞」デジタル版6月22日付(紙面版7月19日)に掲載された記事の中で当館のレファレンスに言及していただきましたので、遅ればせながら紹介いたします。 この記事は、『白い巨塔』『大地の子』などの小説で知られる山崎豊子生誕百年を期して、彼女が毎日新聞大阪本社の記者であった縁から始まった連載の中の一つです。山崎豊子が記者時代に書いた、「終戦後の紡績工場の実態を調べた“昭和女工哀史”」の記事を探しあぐねて苦労された石川将来記者が、当館にレファレンス依頼の連絡を寄こされたのでした。 mainichi.jp 当館では明治時代から昭和戦前期にかけての「大阪毎日新聞」記事索引を作成してインターネット公開しています(戦後の分はデジタル化せず)が、残念ながら戦後すぐの当該記事が見つかりません。そこで、どうすれば探せるか、見つかる可能性のある他館の情報を当館館長補佐千本沢子がお知らせしました。これをレフェ
五十嵐 仁 『追撃 自民党大軍拡・腐敗政治 政権交代のために』(学習の友社/2024年5月 四六判 132頁) 五十嵐仁(いがらし じん。法政大学名誉教授、大原社会問題研究所名誉研究員/専門分野は政治学、労働問題)による、学習の友社からの単著はこれが5冊目である。 著者の「やむにやまれぬ危機感」を伝えるために「あとがき」を引用する。 ~ やむにやまれぬ危機感に駆られて本書を執筆しました。戦争準備は戦争を引き寄せてしまうのではないか。軍拡のための大増税によって生活はぶっ壊されてしまうのではないか。政治が食い物となって自民党の蓄財に利用され、人権が軽んじられる醜い国になってしまうのではないか。そうであってはならないとの気持ちから、思いのたけを書き綴ったのが本書です。本書は私の叫び声だったのかもしれません。それだけに、覚悟を決めて書きました。金権腐敗政治にどっぷりとつかり、統一協会と癒着して堕
いつもエル・ライブラリーをご利用いただきましてありがとうございます。 蔵書検索についてのお願いです。 大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)OPAC 蔵書検索 当館の資料を検索していただく際には詳細情報ページの「所蔵情報」のご確認をお願いします。 「所蔵情報0件」の表示の資料は所蔵がありません。 下図をご参照ください。 現在、当館では資料を保管している書庫の一部の閉鎖に伴い、大規模な除籍作業を行っているところです。 データがまだ処理中のため、蔵書検索ですでに存在しない書籍の書誌情報がヒットしてくる状態にあります。恐れ入りますが、蔵書検索の際は「詳細情報」ページを開けて所蔵の有無をご確認くださいますよう、お願いいたします。 順次データを処理してまいりますので、当分ご不便をおかけいたしますがなにとぞご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。 なお、除籍した資料につきましては諸機関にご協力い
当法人が40年以上かけて編纂を続けてきた『大阪社会労働運動史』のシリーズがついに完結しました。最終巻となる第10巻を7月10日に発行します。 これを記念して、以下のイベントをオンラインにて開催します。 みなさまのご参加をお待ちしております。 ◆記念会概要 日時:2024年7月13日(土)13:30~15:00 開催方法:会場とオンライン(ZOOM) 内容:来賓あいさつ 編集委員(6名)のスピーチ オンラインからの発言 ほか ◆申し込み:一般のご参加はオンラインにて承ります。下記フォームからお申込みください。 7/13(土)『大阪社会労働運動史』第10巻出版記念会オンライン参加申し込み ◆〆切:2024年7月11日(木) ◆『大阪社会労働運動史』第10巻の概要 本文977頁、索引あり 構成:序 章 近現代大阪の一五〇年 第一章 経済・経営の動向 第二章 産業技術と職場の変化 第三章 雇用労働
1982年日本で初めて女性問題専門書店「ウィメンズブックストア」を創めた、中西豊子の個人史であると同時に、日本のフェミニズム運動の歴史を知ることができる書でもある。 中西豊子は1933年京都市生まれで、高校・大学もその後の幅広い活動の地も京都である。少女期の戦争体験や敗戦で歴史の価値観が変わる原体験は、後の活動に大きく影響した。 大学卒業と同時に8年つき合っていた従兄と結婚し、2人の子を産み育て、平均的な“専業主婦”生活を送るが、何か物足りないモヤモヤした中で、朝日新聞「ひととき会」に投稿したり、旺盛な読書力で、フェミニズムに出会う。 1972年、京都の町家を店舗に再生した書店を開業、40歳の出発だった。1982年日本初の女性問題専門書店にリニューアルして、「ウィメンズブックストア」を創める。フェミニズムの書籍がようやく出始めた頃で、リストアップ化の苦労も大変だったことがうかがえる。組織者
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