ユヴァル・ノア・ハラリ 単行本 - 人文書 『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、ウクライナ侵攻を受けてガーディアン紙に緊急寄稿。全文公開! ユヴァル・ノア・ハラリ 2022.03.04 著作累計が3,500万部を突破した世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、2022年2月28日付の英国ガーディアン紙に「プーチンは負けた――ウラジーミル・プーチンがすでにこの戦争に敗れた理由(原題:Why Vladimir Putin has already lost this war)」と題した記事を寄稿しました。 当社では、ハラリ氏著作を訳した柴田裕之氏の翻訳による記事全文を、ハラリ氏の了解を得て、緊急特別全文公開いたします。 現代における「知の巨人」が、今世界で最も注目されているプーチンとロシア、そしてウクライナについて何を語るのか、是非ご高読下さい。 2022年2月28日 ガー
文藝賞受賞して、その後どうよ? 宇佐見りん/遠野遥対談 デビューからの一年間 遠 野 お互いにデビューして一年が経ちましたが、なにか変化はありましたか? 宇佐見 一番大きな変化は、書いているときに「これは小説か否か」と不安に思うことが少なくなったことです。デビュー前は、「これは小説と言えないかもしれない」「全く見当違いなものを書いているのでは」と恐怖を抱くことも多くて。実際に出版されてようやく「きみの書いているものは小説です」と言われたような感覚になりました。今も自信はないんですけど、スタートラインに立たせてもらえたというか。そういえば私、同時受賞と聞いて、もうお一人が遠野遥さんというお名前だったので、女性だと思ってたんですよね、はじめ。 遠 野 あるあるですね。 宇佐見 そうですよね。当時二十八歳というふうにお聞きして、そうか、ちょっと年上のお姉さんなんだなと想像していたんですが、受賞作
試し読み 単行本 - 政治・経済・社会 今アンジェラ・デイヴィスを知るべき理由――訳者まえがき 浅沼優子 2021.03.02 『アンジェラ・デイヴィスの教え――自由とはたゆみなき闘い』 アンジェラ・デイヴィス著 浅沼優子訳 46判/本体3,300円(税別)/256ページ 黒人として、女性として、つねに時代の困難に向き合ってきた思想家=活動家、アンジェラ・デイヴィス。レイシズム、フェミニズム、インターセクショナリティ、アボリショニズムなど、彼女が50年以上の歳月をかけて伝え続けてきたメッセージが凝縮した主著『アンジェラ・デイヴィスの教え――自由とはたゆみなき闘い』がいよいよ刊行されます。これからの世界を想像する上で不可欠な一冊、その一端を訳者である浅沼優子さんの「まえがき」からお届けします。 * なぜ今読まれるべきか 刊行から5年が経過した今、なぜ日本語でこの本が読まれるべきなのか。まず一
エッセイ 文藝 単行本 - 文藝 「私は台湾人です」というバッジが示す忌まわしさーーアジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか。「文藝」夏季号の緊急特集を無料公開。台湾生まれの日本作家、温又柔「ウイルスよりも憂鬱」 温又柔 2020.05.04 4月7日に発売された「文藝」夏季号での緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」。発売前の公開が話題となった、閻連科さん「厄災に向き合って――文学の無力、頼りなさとやるせなさ」に続き、中国の陸秋槎さん、韓国のイ・ランさん、台湾の呉明益さん、タイのウティット・ヘーマムーンさん、日本の温又柔さんの特別寄稿を連続無料公開します。 * ウイルスよりも憂鬱 温又柔 本テキストのウェブ公開にあたって、『空港時光』などの翻訳者である黄耀進氏が翻訳してくださった中国語版「憂鬱更甚於病毒」を併記します。私の憂鬱と、国境を跨って保たれるべきモラ
ユヴァル・ノア・ハラリ 単行本 - 人文書 『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”についてTIME誌に緊急寄稿! ユヴァル・ノア・ハラリ 2020.03.24 著作累計が2,000万部を突破した世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、2020年3月15日付アメリカTIME誌に「人類はコロナウイルスといかに闘うべきか――今こそグローバルな信頼と団結を(原題:In the Battle Against Coronavirus, Humanity Lacks Leadership)」と題した記事を寄稿しました。 新型コロナウイルスと対峙する上での示唆に富んだハラリ氏のメッセージを、氏の著作全てを訳した柴田裕之氏が新たに訳しおろし、ハラリ氏並びにTIME誌の了解を得て、緊急全文公開します! 現代における「知の巨人」が考える、“今、人類に本当に必要なこと”
夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらのなか、「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまく」り、その体験を綴った実録小説『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』がベストセラーになった書店員・菜々子。 転職した本屋で出会った新しい彼氏は小学生男子2人の子持ち。付き合うって何? 血がつながってなくても家族になれる? 「子どもを持つつもりじゃなかった」彼女が格闘しまくる、感動の実録私小説第2弾。#シン家族 本作の試し読みとして「プロローグ」」をアップしたところ、大反響!! 試し読みの連載が決定しました。毎週水曜日アップ予定です。 出会い系サイトで人生が動き出した菜々子の次の冒険をたっぷりお楽しみください。 本作がフルに読める!!シングルファーザーの年下彼氏の 子ども2人と格闘しまくって考えた 「家族と
文藝 巻頭エッセイ 単行本 - 文藝 『完全版 韓国・フェミニズム・日本』責任編集・斎藤真理子さんによる「巻頭言」全文公開 斎藤真理子 2020.01.10 未来から見られている 斎藤真理子 雑誌は生きものとよく言われるが、その通りだった。二〇一九年七月に発売された『文藝』秋季号(特集「韓国・フェミニズム・日本」)が異例の増刷となり、とうとう創刊以来八六年ぶりの三刷が決まったとき、私も驚いたが編集部も驚いていた。生きものなのでその勢いを予測することはできないし、方向を制御することもできない。若い編集部の健闘によってでき上がったこの生きものには、さまざまな立場と世代の人たちが集まって放つエネルギーがあふれており、日本の作家と韓国の作家の名前がハングルも交えて表紙に並んだところは、潮目の変化を感じさせた。 特集名に即していえば、「韓国」に興味がある人、「韓国のフェミニズム」に興味がある人、「韓
待望の画期的な全集、誕生! スヌーピー生誕70周年記念出版 全25巻 全国書店で大好評発売中! 遂に全作品が日本語で読める! 1950年10月2日にアメリカの新聞7紙で連載がスタートした、コミック「ピーナッツ」。今年は生誕70周年の記念イヤーです。 スヌーピーやチャーリー・ブラウンなど、ゆかいな仲間たちが活躍するユーモアに満ちたお話は、本国アメリカのみならず世界中で長く愛され続けています。 日本でもたくさんのファンがいるこの作品ですが、これまで日本語未訳の作品がまだ多く残っていました。 このたび、生誕70周年を記念して、「ピーナッツ」すべての作品を収録した『完全版 ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』を日本で刊行することが決定。 そしてその訳はすべて、詩人・谷川俊太郎さんが手がけられることが決まりました。 谷川俊太郎さんは日本で「ピーナッツ」が初出版された頃からの翻訳者。日本の読
海外文学 ナイジェリア 文庫 - 外国文学 【全文公開】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』より表題作「なにかが首のまわりに」 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ くぼたのぞみ訳 2019.09.03 なにかが首のまわりに アメリカではみんな車や銃をもってる、ときみは思っていた。おじさんやおばさん、いとこたちもそう思っていた。きみが運良くアメリカのヴィザを取得したとたん、みんなそろって、ひと月もすれば大きな車をもって、すぐに広い家に住むようになるだろうけど、アメリカ人みたいに銃だけは買わないで、といった。 ぞろぞろと、きみが父親、母親、それに3人の弟や妹と暮らしているラゴスの部屋までやってきて、みんなに行き渡る椅子がないのでペンキの塗っていない壁にもたれて、大きな声でさよならをいい、小さな声で送ってほしいものをあげた。彼らの望み──ハンドバッグ、靴、香水、衣服──なん
対談 単行本 - エッセイ 【特別対談】岸政彦×花田菜々子〜出会い系サイトで会った70人に本を薦め続けた書店員が語る〈その場限り〉の切実さ 花田菜々子 2018.07.25 去る5月26日、大阪のスタンダードブックストア心斎橋店で、書店員の花田菜々子さんと社会学者の岸政彦さんによるトーク&サイン会「〈その場限り〉の切実さについて」が開催されました。花田さんが刊行した『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(通称「であすす」)は発売直後からSNSを中心に口コミで評判が広がり続け、現在発行部数3万部を突破。「ダ・ヴィンチ」誌の「今月のプラチナ本」にも選ばれるなど、新聞、週刊誌などでも話題となり、「まさかの感動を味わった」「一歩踏み出す勇気をもらえた」と大きな注目を集めています。お二人が語る、他者との出会いとそのかけがえのなさとは……? *** 岸
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