表現の現場調査団が発表表現分野におけるハラスメントの問題がたびたび表面化していることを受け、2020年11月に設立された「表現の現場調査団」。6月24日に記者会見を開き、「ハラスメント量的調査白書2024」を発表した。 これまで調査や啓蒙活動を行い「表現の現場ハラスメント白書 2021」、「ジェンダーバランス白書2022」を公開してきた同団体だが、今回はハラスメントに関する量的調査の結果報告となる。 本調査は、「表現の現場」で活動した経験のある人を対象にハラスメントの実態や、キャリアにおけるジェンダーギャップを明らかにすることを目的としたもの。対象は「美術」、「演劇・パフォーマンス・ダンス」「映像・動画・映画」「デザイン」「音楽」「文芸・ジャーナリズム」「写真」「アニメーション」「ゲーム」「マンガ・イラスト」「建築」「服飾」「お笑い」「工芸・伝統芸能・伝統文化」の