【法鏡(1)】 最近、複数の医療系大学で、 「ヘルスヒューマ二ティー(医療人文学)」のコースを 修士課程として創設する動きが見られるそうです。 「ヘルスヒューマ二ティー(医療人文学)」では、 哲学や倫理学、文学、人類学など幅広く学ぶ、とのこと。 なぜ医者や看護師にシュークスピアやプラトンが必要なんだ? と思われるでしょうが、 ここにもAI(人工知能)の影響があるようです。 医療現場は猛烈な勢いでコンピューター化が進み、 AI(人工知能)も導入され始め、 彼らは人間より誤診が少なく、治療法の選択も的確なので、 やがて診断から治療方法、手術にいたるまで、 人間の手からAIに取って代わられるとみられています。 ではそうなった時、人間の医者の仕事はどうなるのか。 患者の心の不安に寄り添い、共感したり、励ましたりすることに 比重が重くなっていくだろうと予想されています。 こうした時代に備え、今後ます
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