2019年3月5日のブックマーク (1件)

  • カエサルの洞察に人間の普遍性を見る - 親鸞に学ぶ幸福論

    【凡夫(1)】 人の上に立つ者は、「人」とはどんなものか、よく熟知していなければなりません。 「人」を知らずして、人を動かすことはできません。 カエサルは、ローマ軍を自らの手足のようにあやつり、 ガリア、ゲルマンの部族を次々と屈服させた希代の英雄ですが、 なぜローマの男たちはカエサルに命をあずけたのか。 なぜ彼はそれだけの人の心をつかみ、動かすことができたのか、 その理由をさぐるとき、カエサルの冷徹ともいえる人間洞察があったことが、 彼の遺した言葉の数々からうかがえます。 いくつか紹介しましょう。 ○人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない ○苦境は、友を敵に変える。 ○人は感情が支配するようになれば、決定を下すのは感性で、理性のたち入るすきはなくなる ○始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そ

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