2019年4月19日のブックマーク (1件)

  • 「老いる」という人生の実態を直視されたブッダ - 親鸞に学ぶ幸福論

    【老苦(1)】 カピラ城に太子として生まれられたお釈迦さまが 出家される動機になったエピソードが『四門出遊(しもんしゅつゆう)』です。 『四門出遊』には、東の門を出られたシッダルタ太子(のちのお釈迦さま)が、 「老い」の実態に驚かれたエピソードが記されています。 ーーーーーーーー 太子が東の門を出ると、活気づいた町並みが広がっている。 町を見渡していたとき、太子の目にとまったのが老人であった。 その時、太子は思った。 「哀れな.......。 老いるということは、 腰が曲がり、歯は抜け、 歩くこともままならず、 邪魔者扱いされてしまうことなのか。 自由に飛び回りたいのに、 老いた身体という牢獄に閉じ込められ、 自由を奪われている。 今、若きを楽しむ私にも 必ず年老いる未来が来る。 私は衰える体で苦しみ、 生きていかねばならぬのか」 ーーーーーーーー それまでのシッダルタ太子は城中で、 自信

    「老いる」という人生の実態を直視されたブッダ - 親鸞に学ぶ幸福論