こんにちは、菊谷隆太です。 東京、大阪、名古屋を中心に仏教講座を主催する仏教講師です。 専門は浄土真宗で、「教行信証」「歎異抄」を学び、皆さんにもお伝えしています。 このサイトは「どんな人にでも生きる意味がある」と宣言された親鸞という方の教えを知っていただきたいと思い、開設いたしました。 仏教では、幸せの花が咲く六つの種の一つに「忍辱(にんにく)」が説かれています。 今日の言葉で言えば「忍耐」、腹が立つ心を抑えて耐え忍ぶことです。 「忍辱(にんにく)は、私たちを幸せに導くすばらしい行いですよ」と釈迦は説かれています。 今回は忍辱についてお話しします。 忍辱の行が試されるとき「ならぬ堪忍 するが堪忍」 「ならぬ堪忍、するが堪忍」ということわざがあります。 “堪忍”とは“耐え忍ぶ”こと。 「ならぬ堪忍」とは、「今度ばかりはもう堪忍できん」という時の言葉です。 「こんなことで腹は立ててはと、今ま