普段から人ごみになんて行かないし外出しても深夜に散歩に行くぐらいなので、コロナ騒動もあまり気にならなかった。まあ親が感染したら嫌だなとかは考えるが。せいぜいその程度の興味しかなかった。 しかしコロナ関連のニュースが目に入るたび、何となく気持ちが安定するというか、何だか心が落ち着くような状態になっていることに気が付いた。 ひとつは、世の中が止まっているような気がして焦燥感(社会から置いてきぼりになってどんどん取り残されていっている…どんどん手遅れになっていってる…みたいなの)が和らぐというのがあるかもしれない。 自分が引きこもりという停止している状況なので、コロナの影響で社会も停止してくれることで自分のことを待ってくれているような気持になるというか。 まあ実際にはどのみち時間は経過していくので、俺自身の加齢や状況の悪化は止まってはいないんだけどさ。 なんとなく止まっているような錯覚に陥り無意