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2005年12月13日のブックマーク (8件)

  • 動かないコンピュータ・フォーラム(17)証券取引所で何が起きているのか

    今回の動かないコンピュータ・フォーラムは予定を変更して,少し時事的なテーマを追いたいと思う。取り上げるのは,東京証券取引所をはじめとする,全国の証券取引所におけるトラブルである。 今年は証券取引所のシステム・トラブルに揺れた1年だった。12月には,みずほ証券が61万株という大量の株式を誤発注し巨額の損失が発生するという事件が起きたが,注文の取り消し指示を受け付けられないという,東証のシステムの不具合が,これに関係していたことが分かった(関連記事)。同じく東証では,11月に大規模なシステム障害が起きたことも記憶に新しい。 このほか,大阪証券取引所やジャスダック証券取引所,名古屋証券取引所がシステムに関連する問題に直面した。日経コンピュータでも,大証とジャスダックについては誌の動かないコンピュータで取り上げた。東証の大規模システム障害についても,11月14日号と11月28日号の2号にわたって

    動かないコンピュータ・フォーラム(17)証券取引所で何が起きているのか
  • ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研:なぜ、会社に育ててもらおうとするのか

    Tech総研の編集長、前川さんのブログに、上司は、なぜ若手を育てられないのかという記事が出ています。若手は上司に不満があり、上司が若手をもてあましている実態について書かれており、会社でその「上司」の立場にいる自分としては、うなずけるところも多いです。 前川編集長は上司教育に活路を見出しています。一面ではたしかにそういう解決策がありでしょう。しかし私は、会社や上司になんとかしてもらおうとしている若手社員にも不満を感じました。 私が就職したのは、ちょうどメインフレームからのダウンサイジングが立ち上がろうという時期でした。PCのOS/2やWindows上での開発は、先輩たちにとっても未知の領域だったので、技術的な方面ではほとんど頼りになりませんでした。かわりに頼ったのが、パソコン通信で知り合った社外人脈です。フリーソフトウェアの開発を通し、お互いに研鑽しあう中で、プログラミングのスキルを磨

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 資本主義の中のポスト全共闘世代

    まるで他人の仕事を増やすのが自分の仕事のようである。しかも、困ったことに従来型の産業では、組織の枢要なポジションにポスト全共闘世代がぎっしり詰まっているのである。 そのポスト全共闘まみれになった忘年会に顔を出すのは屈辱の極みである。ただの一郎繋がりであることから、いきなり「青い山脈」@藤山一郎とか歌わされるわけだ。若く明るい歌声に~♪とか歌うのはいいが、この歌の出た昭和24(1949)年というとお前らポスト全共闘の皆さまが生まれる前の年代である。どう考えてもリアルタイムを懐かしむ世代じゃないだろ。しかも宴にいる全員がだ。 そんな古き良き元祖体育会系のポスト全共闘世代が資主義の先頭に立っている。「昔はマルクス経済学を学びたくて大学に逝ったものだ」とか適当なことを言いやがる。しかも「君も高校のとき読んだろ」とか自己体験を押し付ける始末だ。高校でマル経読み耽った奴が慶應義塾なんか志望するか

  • できることとできないことがある - 俺様何様 − 腸をぶちまけて死ぬのだ。

    ジェイコムショック(笑)のせいで妙に気になって仕方がない。 また自殺者出ないだろうな... 昔、隣の机で仕事してた人が納品日に自殺してしまったことがある。納品に間に合わなかったことを悔やんでの自殺だと聞いた。 半年ほど、ほとんど軟禁状態で仕事をしたことがある。家に帰るのは一週間に一度、毎日18時間働いてた。 いろんな神経がマヒしてた。 そのプロジェクトのメンバーは全員離婚なり彼氏・彼女と別れたりしてた。プロジェクトメンバーの女性は女性でなくなっていた。(化粧しなくなって、お風呂もほとんどはいらなくなり、会社にも普段着で来るようになった。髪もボサボサだった。) たまに明るい内に帰れる日があると、罪悪感を感じた。 みんなワケのわからないことで笑いだしたり、目が虚ろだったり、ついさっきのことを忘れたりしてた。 デスマーチの中にいる人に、そこを抜け出す力はないのが普通だ。だからこそ外部から手をさし

    できることとできないことがある - 俺様何様 − 腸をぶちまけて死ぬのだ。
    kilynn
    kilynn 2005/12/13
    読み返してみても心が痛い
  • ITアーキテクト諸君、君は本当に姉歯建築士を笑えるか? - 雑種路線でいこう

    いま仕事でバンガロールにいる。インド人というのは当に25x25くらいまで覚えているらしく、インド人のツアコンの前で1万円札を両替したら、いきなり1の位まで5桁の割り算を暗算されて、びっくりした。この調子なら、32bitや64bitの2進、10進、16進の変換なんざ一瞬であろうし、さぞ素晴らしいプログラムを書いてくれるのではないか、と期待が沸いてくる。にしても、話し始めると止まらないし、妙に聞き取りにくい英語を話す人々なので、口から生まれてきたのではないかと評されがちな私でさえ、あまり長丁場の議論はしたくない。理詰めで延々と議論が続くものだから、曖昧な仕様書を渡そうものなら、きっと著しく生産性が下がるに違いない。仕様のはっきりしているカーネルやプロトコルスタックとか、機能のはっきりしたミドルウェアとか、いまあるソフトの最適化は頼みたいけれども、業務システムとかユーザー・インターフェースとか

    ITアーキテクト諸君、君は本当に姉歯建築士を笑えるか? - 雑種路線でいこう
  • ビル・ゲイツの家のトイレは流そうとすると「本当に流しますか?」と警告してくる

    今回のみずほ証券による株の誤注文事件は、1株を61万円で売るところを、オペレーターが誤って「61万株を1円で」と誤入力してしまったのが原因だが、その際に端末には市場価格との隔たりを示す警告が表示されたにもかかわらず、オペレーターが「(警告が)よく出るので慣れの中で結果的に無視してしまった」という点が注目に値する。 以前にも、「事故防止の難しさ」というエントリーで触れたことがあるが、「不必要な警告をしょっちゅう見ているとそれに慣れてしまい、当に対応が必要な時にも無視してしまう」というのは人間の性である。この手のミスをした人を一方的に非難したり、「これはヒューマン・エラーでした、今後はこのようなことを繰り返さないように注意します」と謝るのは簡単だが、それでは根的な事故防止はできない。 「不要な警告」と言えば、パソコンがその代表選手。ファイルを消去した時の「当に消去したいですか?」という警

  • B3 Annex: グーグル、10の黄金律

    Newsweek最新号 (Issues 2006)に、Eric Schmidt(グーグルCEO)とHal Varian(バークレー校教授兼グーグルコンサルタント)による「グーグル、10の黄金律」("Google:Ten Golden Rule")が掲載されている。 必ずしも目新しくはないが、一応、日語版をB3 Annex抄訳で。 ・採用は委員会方式で グーグルで採用面接を受ける人はすべて、少なくとも6人以上の管理者あるいは将来の同僚との面接を行う。すべての人々の意見が大切であり、このことで、採用のプロセスがより公平になり、採用基準の向上にもつながる。もちろん、それだけ時間がかかることになるが、その価値はあると思っている。すばらしい人材を雇い、その人を次なる採用のプロセスに集中的に組み込むと、さらにすばらしい人材を雇うことにつながる。 ・必要なものはすべてを供給せよ 私たちは、標準的な(

  • みんなと同じことをするという戦略 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 「みんなと同じことをする」しかいない国は、危ない。 中心が腐った場合、その腐敗をい止める力がなく、腐敗がひろがる一方だからだ。 バブルも、欠陥マンションも、そしてファシズムも、そのようにしてひろがる。 腐敗した権威や確信犯はもちろん悪いが、それをひろげていくのは 「みんなと同じことをする」人だ。 「みんなと同じことをする」人しかいない国より引用 停滞と維持との違い 止まれば腐る。腐れば滅びる。 実世界では赤の女王仮説というのはどうしようもなく真実だ。同じ場所に居つづけようと思ったら、 どんな方向であれ、走りつづけなくてはならない。 同じ場所に止まっているように見えても、その場所を自覚的に維持しているのと、単にそこで 停止しているの